この丘陵地は、農園だけあって自然の草花も気持ちよく生きているようにみえる。当たりまえに咲いて当たりまえに散っていく。いくら人の手が入っているといっても、自然の営みの力強さにはかなうわけもないでしょう。(写真②)
第二幕は、この時期になると黄色い花が舞うように咲き誇るセイタカアワダチソウがヒロインです。今は、どこでも目にすることができますが、秋の花粉症の元凶のようにみられ嫌う人も意外と多いようです。本当のところはよくわかりません。
(写真①)
■セイタカアワダチソウ
キク科アキノキリンソウ属の多年生草本。北アメリカ原産の帰化植物で、もともとは観賞用に導入されたとの説もあるが、急速に広がったのは第二次世界大戦後。蜜源植物として優秀であるので養蜂業者が積極的に種子を散布したとの話もある。和名の由来は、同じ属のアキノキリンソウの別名であるアワダチソウよりも草丈が高いことによる。