季節がみごろ⑯秋香る・キンモクセイ 前編その3 2004-10-13 21:46:43 | (3)季節がみごろ その年によって異なるようですが、最初の花(写真③)が散った後1~2週間後にもう一度花を咲かせます。 2度目の花の香りもお届けしたくて、今回は前編としました。 秋の名残を惜しむように咲いた後は、もう晩秋なんですね。 後編へつづく ★明日からは、「ふたりでふらり」のシリーズがはじまります。
季節がみごろ⑯秋香る・キンモクセイ 前編その2 2004-10-13 21:32:32 | (3)季節がみごろ 同じ木犀科の種属には銀木犀(淡黄色)や柊木犀などがありますが、日本で木犀といえば、やはり金木犀(オレンジ色)です。 目で見て愛でる季節の草木が多い中で、これほど臭覚に響く花はありません。 (写真②)
季節がみごろ⑯秋香る・キンモクセイ 前編その1 2004-10-13 21:22:40 | (3)季節がみごろ 朝夕が急に冷え始めると、間髪を入れずに香り立ちます。どこからとなく漂う香りには、気持ちがとても落ち着きます。我が家にも樹齢25年のキンモクセイがあって、いつものように今年も咲き始めました。(写真①) ■キンモクセイ(金木犀) 木犀(もくせい)科。中国南部の桂林地方原産。(中国語では”桂”は木犀のことを指し、「桂林」という地名も、木犀の木がたくさんあることに由来するらしい。) 開花時期は、9/下旬頃~10/中旬頃。香りの豊かさでは春のじんちょうげ(沈丁花)、夏のくちなし(梔子)に並びます。ただ、咲いた後の雨風には弱く、あっけなく散ってしまう、はかなさも持った花です。