よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

和琴半島

2011-09-28 | 


和琴キャンプ場は和琴半島の付け根にあります。
そこから半島を一時間ほどかけて一周する遊歩道があるのですが、
『すぐそこに露天風呂があるけど、10分ほどいくと小屋があって、そっちの方がいいよ』 と教えてくださる人がいました。
郵便局を定年退職し、車に乗って記念の一人旅とのことです。郵便局といっても正規雇用じゃないから退職金もないけれど清清した。 とのことでしたが、『わたしの人生は、あと9年で終わることにしている・・』 と仰るので驚いていると、『10年前には59歳で終えようと・・・20年前には49歳で終えようと・・・30年前には・・・』 ってことで、なんだ冗談かと思って聞いていると 『とにかく日本に生れたのが間違いで、本当なら北欧の・・・』 と続き 『年老いて、あちこちガタがきて生き長らえてもしょうがないだろ、だから70を前に終えるんだ・・・』 と・・・。更に、ずっと独身だけど彼女がいて幸せだとも仰る。 なんだかよく分からない変った人である。 そんな人に乗せられて、ついつい自分も余計なことを喋ってしまったような気がするのは、類は友を呼ぶってことか?  そ、そんなこたぁ~あるめぇ・・・



それはそうと、和琴半島の先端付近?、湖面近くに沢山の穴から沸々とお湯が湧き出ているところがあります。 遊歩道からは湯気だけしか見えません。 それに柵の向こうは「危険・立ち入り禁止」の立て看板があって、よい子は行ってはイケナイのです。残念



誰が撮ったのでしょう? 大きな岩で囲まれているところでは、入浴もできそうな感じです ↑↑





夜に冷え、昼間は晴れて、秋近し

2011-09-28 | 


和琴キャンプ場に着くと、デーンと停まっているバイクは、30年ほど前のCB750F。
ほぼオリジナルのままだと仰るライダーは、御歳70近くの方にて、出身が小樽近くにある銭箱というところらしい。
小樽の近くには北前舟で栄えた町が並んでいて、銭箱というのもその一つ。 きっと交易の際にはお金にまつわる要の場所だったのかもしれませんね。
いまは関東にお住まいだそうですが、かつては貿易関係の仕事で、南米各地で忙しく働いていたとのことでした。 穏やかな感じの人ではありますが、時おりみせる鋭い目つきは、日本を離れて暮らしていた頃の名残なんでしょうか、いままでお会いした方々とは、ちょっと違った雰囲気をかもし出されていました。 翌日、秋刀魚を買ってくるから一緒に食べようと言われたので、ありがたくご一緒したのですが、「ちょっと骨が硬いな・・・」 とか呟きながら頭から むしゃむしゃ食べられて、残ったのは尻尾の先だけ。 頭や骨を食べ残した自分、なんとなく申し訳なく感じてしまうのでした。 



サロマ湖を発ってから腰痛が・・・

2011-09-27 | 


ライダーハウス一泊を除くとキャンプばかりを続けて旅も半ば。 このあたりから腰が痛くなり・・・そろそろ布団が恋しくなりだしました。 と思いつつも、屈斜路湖の南にある和琴キャンプ場に2泊することに・・・先を急ぐ前に、これまでの道中 (途中抜けているところもありますが)、主な撮影ポイントをプロットすれば上のような感じです。 (SONY・GPS-CS3 添付ソフト使用)

で、続けてこの先の道中は以下の通りでして、屈斜路湖・摩周湖の周りをウロウロしたあと → 15日・標津 → 16・17日・塘路(釧路湿原) → 18日・苫小牧 → 19日・札幌・苫小牧 → 20日・帰路 といったところです。




雨上がり キムアネップの湖畔から → 美幌国道 → 屈斜路湖

2011-09-27 | 


夜中の雨も朝には上がり、日差しが眩しいぞ!



テントを干して出かける頃には、周のキャンパー全員、もぬけのカラ。



若い人たちは忙しいのだ、きっと。



サラリーマンを引退し、呑気な気分で いられる身分、貧乏だけど 周りに感謝、ありがとう・・・



とかなんとか呟きながら、美幌峠を越えて屈斜路湖





9月12日 天塩川温泉 → サロマ湖

2011-09-27 | 

テントをたたんでいると昨日のスゴイ人がお茶でもどうぞと勧めてくれるので、ちょっと一杯と思い伺えば、話は 「珍しい植物を撮ってまわるのが趣味」「誰にも教えず、そっとしておく」「ネットなどで見つけたといえば、あっという間に絶滅し・・・」「写真だけからでも、場所や日時が分かってしまう」などなど、その道を極めると何でも分かるようになるみたいです。年配の方々のお話はそれぞれに面白くて、ずっと聞いていてもいいのですが、次の予定(そのままいてもいいのですが)もあって・・・切り上げ時を見計らい礼を告げて出かけることに。 

 

 

 

 

しばらく山の中を走り、途中「激流の滝」とかいう看板をみつけ林道に入れば「熊に注意」とか書いてあって心配になるものの、いざカメラを手に取ると、すっかり忘れて撮るのに夢中。 

 

 

この日、オホーツク海は不思議なほど穏やかな表情を見せていました。とっても静かな海です。

 

サンゴ草、花の最盛期には一面が真っ赤に染まるようです。

 

 

サロマ湖着、テントを張り、辺りをぶらぶらしているうちに日は沈み、羽を休めていた鳥たちが塒に向かって飛んでいきます。

キムアネップ岬のキャンプ場、若いライダー数人が集まり9時頃まで楽しげに歓談。年寄りは蚊に追われテントに戻って眠ります。夜中にはパラパラと降雨・・・


彼岸花

2011-09-27 | 


旅の途中ですが、彼岸花を一枚二枚・・・



帰宅したのが彼岸の頃で、そろそろ曼珠沙華が咲くはずにて早く撮りに行かなくっちゃ・・・と思っていたのですが、ついつい遅くなり、今朝いつも撮りに行く狐山古墳へ行ってきました。
もう遅いんじゃなかろうか・・と心配したのですが、どっこい 綺麗に咲いているものもあれば、日当たりのいいところでは土から顔をだし始めたばかりといったところもあります。 というわけで、しばらくは彼岸花を撮って楽しめそうな感じです。



天塩川温泉リバーサイドキャンプ場

2011-09-26 | 










リバーサイドキャンプ場は、去年ジェベル乗りのヒデさんにお会いしたところです。 そして函岳を教えてもらい、長~い林道を体験させてもらった場所でもあります。 というわけで、今回も楽しみにしていました。 そこでお会いしたのは、一人は九州の40代独身男性、仕事を辞めてバイクに乗ってやってこられたとのこと。 もう一人は50代前半で仕事を辞めてからは、年の1/2から1/3を北海道のキャンプ場や奄美大島の廃村になった陸の孤島のような場所で過ごす・・・という人。 毎年同じ場所に一定期間行っているそうで、近所の人とも顔なじみになり、色々分けてもらったりしながら楽しいキャンプ生活を送っていらっしゃるとのことでした。 世の中いろんな人がいるもんです。 

のどかです~ 9月11日天塩川温泉に至

2011-09-26 | 














クッチャロ湖から海岸線を南下してサロマ湖へ行こうかとも思いましたが、オホーツク海側の天気がイマイチらしく、キャンプ場を出てすぐに気が変り、国道275を通って天塩川温泉へ行くことに。温泉宿のすぐ後ろに去年も行った無料キャンプ場があるのです。 朝早いのと大した距離でもないので、早々に到着です。 テントを張って近くをブラブラしていると、カボチャ畑で収穫作業の手を休め一息ついている方々発見。 写真を撮らせてとお願いしたら、手招きされるので近づいてみれば、『スイカを食べていきなさい』 とのこと。 畑で頂くスイカは格別です。 それと、このオジサンがスバラシイ! 

クッチャロ湖、10日の夜と翌朝

2011-09-26 | 


9月10日 午後4時頃? クッチャロ湖のキャンプ場着
早速テントを張ろうとするが、湖から強い風が吹いて一苦労。 このまま夜通し吹かれたら飛ばされるんじゃぁなかろうか・・・と不安。
だけど、隣にもテントがあるから、大丈夫だろう・・・ということで、とりあえず完了。 しばらくすると、その隣の人が現れてしばし談笑。また少しすると、スクーターに乗った青年が現れて「キャンプ初日」とのこと。 隣のテントの人と手伝って彼のテントを張り終えると、食事、閑談、温泉 で時間が過ぎ、あっという間に朝になるのです。



旅の楽しさって、景色を見るのもいいけれど、いろんな人に出会えることでしょうね。