風防をつけたらヘルメットに当たる風も弱まり、風きり音が小さくなりました。
で、エンジン音などがよく聞こえるようになった気がします。
エンジン以外にも、カラカラと音が聞こえてきます。
なぜか気になるのがチェーンです。そこでカバーを外して見ると、ローラ部の油が切れて輝面しています。
それと内リンクのプレート内側にスプロケットとの接触によると思われる擦り傷が見られます。
スプロケット手前側に特別な異常はみられません。
反対側から見ると、スプロケット側面がチェーンと接触して輝面しているのが分かります。
原因としては、前後スプロケットの位置がオフセットしているため、チェーンが斜めに駆動されたため。 あるいは駆動時の力によりスイングアームが変形し、一時的にスプロケットがオフセット状態になったとか、 スプロケットの歯先面取りが不十分で干渉しやすかったなどが考えられますが、これらが複合している可能性も高いと思います。
で、そのスプロケットですが、みれば板材を打ち抜いただけで、片面はダレて自然にR面をとったようになっていますが、もう一方は何の加工もせずに真直ぐなままで、角が立っているようです。 どうやら、これが一番の原因かもしれません。
とはいえ、安全性が確保され、それなりの寿命があれば、何の文句もありません。
チェーンの各部から摩耗粉らしきものが出ているわけでもないですし、局部伸びが認められるわけでもありません。というわけで、このまま使い続けても、大きな支障はないと思います。 (まだ4500kmほどしか走ってないので、あたりまえかな)
しかし、カラカラ音が気になるので、ローラ部に油を差しておきました。
バイクのメンテナンスは、エンジン・タイヤ・サスペンション・マフラー・電装系などなど詳しく載っているところがありますが、チェーンについて見かけることは稀です。 あまり気にかけられない部品で、問題がなくて当たりまえだからでしょうか。 でも気付いてみれば偏伸びしていたとか、換えたら静かになったとかスムーズになったとかという声もあって、もっとメンテが必要なのかもしれません。
ってことで、時折りレポートしてみようかと思います。
むかし、#25だったか#15番にめっきをしてブレスレットにしたものを貰ったように思うのですが、しばらくして錆びてしまいました。 剥げないものでなきゃダメですよね。 モノだけじゃなく何でも・・・
プレートを削りだしとは驚きですね。それは知りませんでした。
REGINAの拘りか、DOLUCATIの拘りか、とにかくレースだからこその世界ですね。
そういう風に動いているんだ・・と、改めて思います。先日、某市内のE会社の人が、買い物をして、レジで財布を出したとき、キーホルダーにチェンとジョイントがついていました。
たぶん、ステンレスと思います。
なんか声をかけそうになります。
そう言えば、ドゥカティのMotoGPワークスマシンはレジーナのチェーンを使って居ますが、聞いた話ではプレート一つ一つが削り出しと!。
イタリアの執念恐るべし。
雨の中を走るとローラ部の油は直ぐに切れるので、エンジンオイルを注油してやるのがいいかもですね。チェーンが一旦伸び始めると注油しても効果はほとんど無いので早めに交換すればスプロケットの摩耗が進まないかもしれず、安上がりになるような気がします。カシメ継手の場合、専用工具が必要になりますね。たしかに面倒です。
チェーンとスプロケットのクリアランスも結構あるのでもう変え時ですね。でも結構高いのとカシメ式だと自分でやりづらいんで二の足を踏むんですよね。あ、ナンバー灯も壊れたんだ!!!