よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

尾小屋2

2009-05-28 | 


精錬した後に残る廃石を焼き固め、コンクリートブロックのようにしたものが 
『鍰(からみ)』というのだそうです。
形は先の写真のように六角柱であったり、この蔵のように四角のものあります。
表面が放つ鈍い光は、当時の隆盛を物語っているように感じるものの、
反面、草木一本生えない禿山に変える毒の煙を吐く産業の
暗部を象徴しているようでもあり・・・



最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Mr.SCHOP)
2009-05-29 20:59:01
からみですか、産業遺跡というのかも
しれません。かつての栄華を思わせるには
あまりに地味で堅牢なたたずまいです。
黒く沈んだトーンに幾何学的な模様がモノリス的な
不思議空間をかもしてますね。

二枚目の木陰のバス停留所今も使っているのかも
しれませんが、もし廃線だとしたら雰囲気ありますね。
走っているはずのないバスの姿や利用していた
鉱山の労働者、そしてそこで暮らす人を探してしまい
ます。昨日のおばあさんが暮らす鉱山の暮らし。

そしてまこさんの母上様が歩いた道とは。
これだから写真は面白いです。
返信する
Unknown (まこ)
2009-05-29 22:48:20
komeさん
からみとは、知りませんでした。
資料館と、鉱山の様子の人形がリアルだったけれど、komeさんの写真のほうが、当時を想像させる力がありますね。
なんか自分は上っ面しか見ていなかったような気がします。
写真の力ってすごい。
返信する
Unknown (kome)
2009-05-30 19:57:32
SCHOPさん、こんばんは。
からみは廃石の処分に困った挙句の廃物利用だったようです。でも一個30kgほどもあり、重くて扱いは大変だったようです。
バス停は、時間が記されていたので現役かもしれません。朝晩一便のようですが。あと何年続くのでしょうか?
返信する
Unknown (kome)
2009-05-30 20:00:03
まこさん、こんばんは。
写真を撮るようになって、変なものに目が行くようになりました。おかしなものですね。
返信する
Unknown (minorin)
2009-05-31 01:17:03
こんばんは^^komeさん
石川にも まだまだ わたしの知らない歴史があり
知らない土地が存在するんですね。
初めて知りました。
重みを感じるお写真ですね
返信する
Unknown (kome)
2009-05-31 17:07:26
minorinさん、こんにちは。
むかし、尾小屋へはスキーに何度か行っていますが、つい最近まで詳しいことは知らなかったので、近くとはいえ、まだまだ知らないことが沢山ありそうです。
返信する
Unknown (かなもな)
2009-05-31 20:12:40
Komeさん、こんばんは~!

「からみ」っていうんですか?!
初めて聞きました。
かつてはすごい賑わいのあるところだったんでしょうね。
時の流れを感ぜずにはいられません。

ところで、Komeさんの目が向く物は、何とも言えない味のある物ばかりですね。
写真を通じて、時間の流れを表現されているんだなぁ~って、思います。
Komeさんは「時の旅人」って、感じかな、、(笑)
返信する
Unknown (kome)
2009-06-01 22:50:13
かなもなさん、こんばんは。
「からみ」って、ず~っと気になっていたのですが、人から教えてもらったのです。
こういうことを調べるのって不思議に思っていても、その気にならないとなかなか出来ないものですね。
かなもなさん、褒めすぎですって(^^;
返信する

コメントを投稿