よろずよもやまよろずたび

地元の写真と日々の雑感、写真日記です.
最近は陶芸三昧の日々ですが・・・

おわりのとき

2008-06-21 | 


NHKの番組で、『死について考える授業』というようなのをやっていた。
紙に自分の大切なものを複数書き、
自分が死ぬことになる場合を想定し、
一つずつ、縁を切っていくように、それらを消していく。
それで、生きていくことの意味を自ら考えさせる・・・というものだったと思う。

先日、母が同窓会に出かけた。
歳は79。 夫を亡くした人も多くいるそうで、
積立てたお金を皆で分け、今回を最後にしたそうである。

昨日、10年ほど寝たきりになっていた近所のお婆さんが亡くなられた。

そんなこんなを父母と話していたのだが、最後に

「ぽっくり逝きたい。延命処置なんていらないからね」

「わかった、紙に書いてサインして捺印しておいてね」

「ははは」

「あははは」

同じ話で何度締めくくったことだろう。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Mr.SCHOP)
2008-06-21 21:55:22
今死ぬのは困りますが、死については恐いという
イメージはないですね。死ぬ直前に痛いのは嫌ですけど。
自分では寿命をまっとう出来ると変に信じています。

父は急に逝ってしまったので、会話が出来なくて
残念でした。でも自分が死んだら迎えに来てくれる
だろうから話はその時でいいんです。
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Unknown (kome)
2008-06-21 23:14:31
SCHOPさん、
お父さんに会われたら、
きっと美味い酒を飲み交わしながらなんでしょうね。
ご先祖様たちは、私たちのことを見ているのでしょうか。それとも、知らずにいるのでしょうか。
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Unknown (無手勝)
2008-06-22 06:53:21
komeさん、フォト展がんばってますかぁ~^^。

私も少し前に、いつ何時何が有るか判らないと想定して遺言を考えて見ました。

1、葬儀不要
2、供養不要
3、よって墓不要

これが何故か親父の耳に入りこっぴどく怒鳴られました^^。
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Unknown (kome)
2008-06-23 12:30:14
無手勝さん、こんにちは。
若いときの私もおんなじです。
で、自分の養育費なんかを計算し
大人になったら全額返済して自由になる・・・
なんてことを考えたこともありましたが、
いつしか忘れてしまい、娘のことや何やかんやと未だに世話になる始末です。
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