すぐさま、
こじんまりした
「鯵」が流れてきた。
取る。
食う。
(・・・ん?ま、まあまあ、所詮一皿105円よ)
とりあえず
腹にたまりゃぁいい。
続いて
「鮪3貫」。
(・・・ん?ん~、お得?)
とりあえず
腹にたまりゃぁいい。
んが、しかし、
なにか物足りない。
(あれ?もしかして、“サビ抜き”?)
赤身、
めくってみた。
そうだった。
カウンターには
『生おろしワサビ』
と書いた小瓶。
(あんだかめんどくせぇな)
一番奥に座った
そのまた隣り奥、
カウンターに
なにやら穴が。
すると、
俺の前を
スルーした寿司が
「ガコン」
とレールからはじかれ、
その穴に落された。
(そっか、たいした味でなくても、新鮮さ第一か)
「あっ!」
・・・気付いてしまった。
この席まで
流れてきた寿司が
一番“新鮮でない”こと。
~つづく~
こじんまりした
「鯵」が流れてきた。
取る。
食う。
(・・・ん?ま、まあまあ、所詮一皿105円よ)
とりあえず
腹にたまりゃぁいい。
続いて
「鮪3貫」。
(・・・ん?ん~、お得?)
とりあえず
腹にたまりゃぁいい。
んが、しかし、
なにか物足りない。
(あれ?もしかして、“サビ抜き”?)
赤身、
めくってみた。
そうだった。
カウンターには
『生おろしワサビ』
と書いた小瓶。
(あんだかめんどくせぇな)
一番奥に座った
そのまた隣り奥、
カウンターに
なにやら穴が。
すると、
俺の前を
スルーした寿司が
「ガコン」
とレールからはじかれ、
その穴に落された。
(そっか、たいした味でなくても、新鮮さ第一か)
「あっ!」
・・・気付いてしまった。
この席まで
流れてきた寿司が
一番“新鮮でない”こと。
~つづく~