想いは重い

先月のことですが、

『夷隅川流域生物多様性保全協議会』

という団体さんの主催で
大多喜町内いすみ鉄道の
大多喜駅、
西畑駅、
上総中野駅と
老川小学校に、

『生きものマップ』

なるものが
設置された。


(写真は上総中野駅)

っつうか、
それらは
県自然保護課から依頼で
ウチが製作して
設置してきた。

大多喜駅には
大多喜高校美術部生徒、
西畑駅には
西畑小学校児童、
上総中野駅と
老川小学校には
老川小学校児童、
それぞれが描いた
生物等の絵が
表示してある。

趣旨は、
「この生きものマップは、地域の児童・生徒が、夷隅川流域の豊かな自然環境と多種多様な生きものを守っていきたいという想いで作製したものです。未来の子どもたちが、ここに描かれた多くの生きものと出会い、その生命のにぎわいとつながりを実感できる豊かな環境が永く続いていくことを心から願っています。」

ってこと。

裏面には
生徒・児童らの想いが
綴られています。



っで、
これらの絵。

原画は、
当然Ａ４サイズ
とかではない。

キャンバスや
模造紙である。

製作前の打合せの際、

(県)「スキャンできますか？」

そんなスキャナは無い。

(俺)「写真屋さんのスタジオで撮影してもらいましょう」

っつうことで、
大原のＫ写真館で撮影。

epsデータに変換して
DVDに焼いてもらった。

そのデータを
出力業者へメール。

絵１分枚のデータが
約280M(メガ)と重い。

全部送信するのに
半日かかる。



数日後、
出力された
メディアが届いた。

当方製作期間、
正味４日間。
全部亜鉛メッキ鉄骨。

設置工事４ヶ所半日。
しっかりコンクリ埋け込み。

夷隅川流域のみならず、
房総の自然と
ローカルキッズの想いが
如何なるものにも
汚染されることなく
永く後世に
残されることを
願う。

補足：
老川小学校は
平成２４年度終了後
西畑小学校と統合し
廃校予定。