早朝、
ある最大手コンビニ。
ブラックの
缶コーヒーを掴み
パンのコーナーへ。
棚の最下段の
三角むしパンを
手に取ろうとした。
その隣りには、
被災地には
申し訳ないくらいの
棚の奥から
ギューギュー詰めの
コッペパン。
その
一番手前の一つが
触れてもないのに、
“パチャ”
と床に落ちた。
「っあん、もう!」
コッペパンを棚へ戻し
再び三角むしパンを、
と思った瞬間、
“パチャ”
っと、
同じコッペパン落下。
(☆はっ・・・)
・・・コッペパンに
見つめられてる。
(コ)「気付いてくれてありがとう」
(俺)「喋んな!」
(コ)「ワタシ、昨日からいるの」
(俺)「だから?」
(コ)「お願い、ワタシを買って」
(俺)「ふんっ、オマエ喰い飽きた」
(コ)「え・・・・・」
(△)「ダンナ、そんなこと言わず、アッシは今度でいいから…」
(俺)「あ、いやいや…」
(ク)「買ったんなよ!」
(俺)「クリームパンは関係ない!」
(缶)「早くしろ!ヌルくなる!」
これが
ロングセラーの
由縁か。
疲れてんかして、
俺・・・。
ある最大手コンビニ。
ブラックの
缶コーヒーを掴み
パンのコーナーへ。
棚の最下段の
三角むしパンを
手に取ろうとした。
その隣りには、
被災地には
申し訳ないくらいの
棚の奥から
ギューギュー詰めの
コッペパン。
その
一番手前の一つが
触れてもないのに、
“パチャ”
と床に落ちた。
「っあん、もう!」
コッペパンを棚へ戻し
再び三角むしパンを、
と思った瞬間、
“パチャ”
っと、
同じコッペパン落下。
(☆はっ・・・)
・・・コッペパンに
見つめられてる。
(コ)「気付いてくれてありがとう」
(俺)「喋んな!」
(コ)「ワタシ、昨日からいるの」
(俺)「だから?」
(コ)「お願い、ワタシを買って」
(俺)「ふんっ、オマエ喰い飽きた」
(コ)「え・・・・・」
(△)「ダンナ、そんなこと言わず、アッシは今度でいいから…」
(俺)「あ、いやいや…」
(ク)「買ったんなよ!」
(俺)「クリームパンは関係ない!」
(缶)「早くしろ!ヌルくなる!」
これが
ロングセラーの
由縁か。
疲れてんかして、
俺・・・。