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▲トーヨーボール、アスベスト調査がありました

 東京から友人が来てくれ、トーヨーボール周辺の大気調査をしました。朝から、車に機械を搭載し、風下側で測定しました。今日は、風が強く、コンクリート粉塵がたくさん飛んでいるよで、友人の黒いジャンパーのしわの部分に白く粉塵が溜まりました。

 愛知県、稲沢市、愛西市も合同でアスベスト濃度調査を実施しており、職員といろいろ話しをしました。

■活動当初を振り返って-平成18年の9月、はじめて中に入って

 上の写真は、アスベストが使われているのではないかという疑問が消えず、思い切って中に入ったときの写真です。このときは、不気味で、一階までしか入ることができませんでした。

 その後、私からの発表が新聞などで報道され、社会的な問題となりました。地域のみなさんに呼びかけ、学習会をしたりしながら、活動を広げていきました。東京の「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」等の協力を得て、アスベスト濃度調査なども実施していただきました。(初期の活動

 

 この間、国会議員にもお世話になり、上京して、環境省や経済産業省、厚生労働省と懇談を持ったり、地元の方と県へ交渉に行ったり、そして、解体が決まってからは、パトロールや常時大気調査をしたりと取り組んできました。

 こういったみなさんと共にした活動が、行政を動かし、ある程度の監視体制をつくる一助になったと思っています。

■解体中のトーヨーボールの姿を見て。

 この間、「地震が起きたときの崩壊」、「屋根の崩落」のことを県に訴えてきました。そして、今、建物の断面があらわになり、この主張に間違いがなかったことを確信しました。

 鉄骨にコンクリートが塗りつけてあるだけの軟弱な建物であり、北側の側面が倒れてもおかしくないこと。また、屋上の屋根には、大きな梁はなく、薄い屋根が貼り付けてあるだけで、いつ落下してもおかしくないと思いました。活動を始めてから、屋上の穴が大きくなり続けていましたが、県はそれを認めませんでした。もし、この屋根が落下するようなことがあったら、大きなアスベスト飛散事故となっていたと思います。

 みなさんと共に取り組んだトーヨーボール問題、更地になる5月まで、もうしばらく頑張って監視活動をしていこうと思います。

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