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▲環境省発表の不法投棄件数は不正確!

環境省に、正確な不法投棄件数の把握を申し入れてから、8年になります。

昨日、以下の記事をwebでみつけました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101227-00000126-jij-pol
産廃不法投棄、過去最低=規制強化が影響か―環境省


時事通信 12月27日(月)19時14分配信
 環境省は27日、2009年度の産業廃棄物の不法投棄状況をまとめた。新たに判明した不法投棄の件数は279件、投棄量は5.7万トンでともに前年度より減少し、過去最低を更新した。
 5000トン以上の不法投棄は2件あった。廃棄物の種類別に見ると、がれき類や木くずといった建設系廃棄物が件数で192件、投棄量4.2万トンといずれもトップだった。環境省は不法投棄の減少について、廃棄物処理法の改正による規制強化などが影響しているのではないかとみている。 


規制強化が影響か―いえいえ、調べ方が悪いのです。

愛西市にも、農地に不法投棄された箇所がありますが、10年近く不法投棄としてカウントされていません。カウントされていない理由は、農地法違反として指導しているからです。

何度申し入れても、不法投棄の定義が曖昧なまま全国データを集約しているのが現状です。

全国でも最大級の三重県大矢知の不法投棄事件も、産廃処分場内だからなのか、当初は不法投棄にカウントされていませんでした。石原産業のフェロシルト不法投棄事件もカウントされていませんでした。

以下は、環境省が各県に不法投棄箇所を調査させた資料のうち、愛知県の部分です。
県内にも、まだまだあるはずです。

不法投棄の定義を曖昧にしたままの調査ですので、各県の判断の仕方もまちまちなのが現状です。



以下は、愛西市早尾町の不法投棄現場ですが、環境省調査の不法投棄現場には含まれていません。

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