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◆9月議会に備えて、東京で行財政勉強会

昨日の夕方から、文京区議会の会議室で「全国自治体議員行財政研究会」の研修会に参加しました。立田村議になったときに、無所属市民派議員の勉強会があると、お誘いいただき、年4回東京で勉強させていただいています。


立田村議の頃は、報酬が手取りで10万円程度だったので、安い日中の高速バズに乗って東京まで行ったものです。それに比べると今は天国。新幹線で行かせていただいています。

この研究会では、予算と決算については、公益財団法人地方自治総合研究所の菅原敏夫先生に教えていただいてます。

議員になった頃は、行政用語・財政用語にちんぷんかんぷんでかなり苦労をしましたが、最近は何とか理解できるようになってきたと思います。

忘れるといけないので、講座内容を備忘録として。
▼【消費税のこと】
・昨年度決算では、消費税 5%から8%となった。社会保障費に使われているか、引き続きチェック!(各自治体から資料を持ち寄、参考になりました)
・8%から10%になりつつある。今年度も要チェック。
※小山市は、どんな事業に使ったか、重点事業を明記している。

▼決算チェックが、市民も議会もちゃんとできるように早めに資料を出すべき
・市は県に報告をしており、決算資料が完成できているはず。
・「決算見込み」の資料は早く出せるはず。
・実際には、議員への提示も遅く、議会通告の日までの時間がなく、調べる材料がない。時間もないのが現実。
→包み隠さず公表すべき。(事前に全議員に決算概要の説明をしている議会も多いことがわかった。残念ながら愛西市では行われていない)
・総務省:7月14日にアンケート調査で、収入の状況を調べている(すでに7月に資料があるということ)

▼決算でチェックすべき大切なこと
1、現金の出入り(決算カードで)
2、借金のこと(健全化比率で)
3、資産の状況がわからない(新公会計制度)→決算のとき、資料が出るべき

このあと、参加自治体の資料をもとに個別の評価および議論がされました。

▼国民健康保険のこと
国保が県事業となります。消費税のアップした時、財源は低所得者の保険税軽減に使うことになっていました。県は、基金を積んでいるのでしょうか?

▼扶助費の中身を調べよう

▼臨財債、合併特例債の前倒しを償還
事例:下野市が積極的に行い、財政状況の改善を行なっている。

▼愛西市についてのポイントは、
「溜め過ぎた財政調整基金(何にでも使えるお貯金)、どうする?」

国は、市町村の基金(貯金)を溜め過ぎている市町村に地方交付税をこのまま払い続けるのかを「経済財政調整基金諮問会議?』で協議してます。財務省と総務省のせめぎ合いでしょうか?

 何度も市町村の基金のことは言われてきましたが・・・
愛知県は市町村に対してヒアリングをしたり、資料提出を求めてきていますので、国の本気度がわかります。
愛西市が県にどう説明したのか、私には「これではちょっと?だいじょうぶ?」と思う内容でしたので、この問題は、一般質問で取り上げる予定です(9月5日の4番目なので2時半頃かと思う)。

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8月26日(土)のつぶやき

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