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▲愛西市議会、故人の印や名前の間違いのある要望書のまま「地元要望の道路拡幅工事を可決


6月議会の議案で、本部田町からの道路拡幅工事要望の件が、一番の課題となりました。
以下、本日の中日新聞の記事です。

本部田の道路中日新聞

■賛成多数で可決!!(賛成15、反対4)

【みつこは、以下の反対理由を本会議で述べました】

 地元要望書では、交通量が多い、児童が通学に利用しているのが拡幅要望の理由となっていますが、 
1.本会議では「交通量の調査はしていない」「教育部局と共同の通学路安全調査にもあがってきていない箇所である」と答弁され、実態調査をにしないまま、補正予算にあげてきたことが明らかになりました。
2.委員会でもさまざまな質問が明らかになりました。拡幅せずして解決できる手法があることなども提案がありました。副市長も「今後道路行政を見直す」と、この事業の進め方のまずさを認められたと思います。

 市長は、「進める決断」と 「とどまる勇気」 で市の運営をしていくと宣言しています。まさにこの事業は「どどまる勇気」で再検討すべきではないでしょうか? 私としては、これだけの問題がありながら、市側から議案の訂正申し入れがなかったことは残念でなりません。

 今議会では、子どもに関する施設環境や教育環境のことを、私は重点的に取り上げました。
 子どもたちを、ああいった不十分な環境に置きながら、一方で優先順位の低い道路に5千万も6千万もかけることは、私には納得がいきません。優先して使うべきものは何ですか?と申し上げたい。
 市長は、財政が厳しくなるとおっしゃいますが、説明責任を果たせない事業を進めていたのでは、市民の協力は得られません。
 なお、毎回、子育て支援や福祉系サービスが進んでいるのに、市民に評価されていないことは、広報のまずさにあると申し上げてきました。なぜ積極的に広報しないのかの原因は、「予算内に利用者を押さえよう」とする職員の意識にあり、利用者が増えすぎると予算内で収まらないと、広報をコントロールしている実態があります。福祉タクシー事業がそうでした。子育てにおいては一時保育、病児病児預かり、最近始まった産後ケアーもそうではないでしょうか。広く広報し、利用者が増えれば補正予算を組む。そういった考えで進めねば、愛西市のサービスの良さは伝わらないと思います。
 今回、議会準備で各部署を回りながら気づいたことですので、改善を申し入れ、反対討論といたします。

■付帯決議案が提出されましたが、賛成少数で否決!!(賛成8、反対11

 可決されたが執行にあたり、以下のことを留意せよという内容で、提案されました。
 私は、議案には反対しましたが、可決されたからにはよりよい状況にもっていくべきと、付帯決議案には賛成しました。
1.地元要望での公文書の不備是正
2.通過車両の調査
3.通学路での要望だが再調査を
4.隣接の総代への了解
5.採択理由の明文化

 みつこは思いました

 地元要望や市民要望は、ほかにもたくさんあります。その中で公平に扱われたのか!
 他の事業よりもなぜ優先するのか、提案者である市は説明責任を果たさねばなりません。議員は、市が説明責任を果たしているか、市民に対して公平な判断ができているのか、、、このような視点で、議員は判断していく立場です。
 今回のこの議案は、事前調査なしで安易に予算計上されたものであり、市民に対する公平性が無視された事例です。議長が地権者に含まれているからこそ、より慎重に事業提案をすべきです。

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6月22日(木)のつぶやき

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