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▲3月議会、終わりました

 昨日20日は、議会最終日で議案に対する個々の議員の賛否を表明する日。

 20を超す議案がありましたが、私は2つの議案と一つの決議に反対し、他の議案には賛成しました。

■平成26年度一般会計予算に反対しました

【反対の理由】

 「統合庁舎建設費」が含まれているからです。
 分散している部署を統合することは、縦割り行政解消と、多様化している問題解決からもさんせいだが、コンクリート強度もかなり高い、この現在の庁舎部分をもっと有効に使い、低コストに抑えるべきとの考えを主張してきました。今の計画にはとても賛成できない。 

【評価できる~愛西市の福祉】

 愛西市の福祉は、他の自治体にも誇れる福祉であり、評価しています。

子育て支援への評価
 他の部署と、児童館や子育て支援センターとの連携という部分では課題はある。
 不安で揺れる母子家庭への対応、発達障害の子どもを持つ家庭への寄り添い、DVや虐待への対応など、複数の組織が協力して支える仕組みができており、私は、担当者の皆さんに感謝している。←誇れるしくみです。

高齢者福祉への評価
 お年寄りへのサポートも、専門家の方々から評価の声が届いている。

他の自治体に比べ、誰かのために何かをしたい人が多い&コミュニティーが残っている
 愛西市の福祉の充実は、職員の方々の努力もあるが、地域のために働こうと思う人や団体が多いことや、コミュニティーが残っていることも原因。
 → 今後、税金だけで福祉を担うのは困難になることから、こうした気持ちや組織を、壊さず更に育てる支援をしていくことが大切。

●市民の満足度をあげるために、広報の考え方を変えよう
 「市民から相談があったときに、こういうサービスがあります。という説明をしています」と職員は言うが、それだけでは、市民の満足度につながらない。日頃から「困ったときには、このサービスが使える」という情報を、市民が持っていることが、満足度につながる。

【評価できない~市の事業の見直しの手法】

 例として、「放課後子ども教室廃止」は問題であった。
(丁寧さが足りない)
 1.市民の生活や仕事のしかたが大きく変わる変化は、慎重に。
 2.子どもにしわ寄せが行くような判断はしてはならない。

(コスト計算は、市職員の人件費も含めて判断せよ)
 1.放課後子ども教室には、多額の国からの補助が来ており、市からの持ち出しはわずかだった。
 2.今後実施予定の土曜教室には、職員の高い人件費をかけて準備。今後の運営にも関わるざるを得ないのではないか。結果的にコストがかかるのでは?

 (今後さらに大切になる「地域のつながり」を絶ってはならない)
 1.放課後子ども教室は、地域のおじさんやおはさんが関わっていた(地域の異世代のつながり)
  → 学校外でのつながりのもとになっていた。今後、更に必要になってくる「共助」を壊してはいけません。

 (子ども教室は、子どもの貧困の連鎖に今後有効な事業だった)
 1.子どもの貧困連鎖の問題への取り組みも始まる。このとき「放課後子ども教室」で、この役割が果たせた。

 (おとなの都合優先の判断ではなく、子どもの育ちにプラスかマイナスかの視点を)
 1.今の子どもたちの課題は何なのか、また、その事業が、子どもの育ちにとってどんな役割を果たしているのかの判断が大切。

 事業の見直しをする場合、十分な審議と丁寧さを求める。カットするばかりが「行財政改革」ではなく、いかに工夫して存続するかが一番の行財政改革。

【市長!600万円を超す黒塗り公用車は、時代遅れです】

 最期に、もう一度、市長に言いました。
 市長が本気で行革を進める気持ちなら、高価な黒塗り公用車はやめた方が市民の理解が得られると思うのです。

■永和出張所問題:出張所存続にこだわらず、今の時代にそして超高齢化社会にマッチしたしくみをつくります

永和出張所の存続を求める決議書」が、議会で3名の議員から発議されました。

 私は、人口の多い永和地区には、何らかの市民の安心のためのしくみを作る必要があると思っています。
 「出張所ありき」では時代遅れのしくみの存続にすぎません。今の時代にそして高齢化社会にふさわしいしくみを、みなさんのニーズを掴んで提案していきます。

 よって、永和出張所ありきの決議書には反対しました。

議会を終えて・・・
 議会で永和出張所の考え方を発言したら、議会が終わってから他の議員が「どんなことを考えているんだ?」と聞いてきました。みつこは、まずは市民ニーズを掴むことから始めるべきと考えますが、今後「地域包括ケアー」も大切になるし、シルバー人材センターも永和コミュニティーに事務所を移しますし、頭の中にもポコポコとアイデアありです。

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3月20日(木)のつぶやき

おはようございます。夜の12時頃まで新城市で産廃問題の相談を受け、途中で仮眠をとりながら朝帰り(^^;)。県企業庁が行った企業団地の一部を、競売で産廃業者が取得。未就園児を持つ若いママたちが「子どもたちのために」と頑張っていました。立田で産廃反対運動をはじめた自分とだぶりました。

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新城市の愛知県企業庁による企業団地も、愛西市で計画されている企業団地同様に、製造業や物流などに限定して開発が始まりました。今後、愛西市でもこうしたことがおきないための条例等の整備や、起きたときの県の対応についての確認が必要です。ガンバ!

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