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▲日本小児保健協会学術集会に参加して

 9月1日~3日まで、名古屋市国際会議場で開催され、2日と3日と参加しました。会議場を貸し切りに近い状態で開催され、全国から大学研究者、小児科医、保健師、看護士、養護教員の方々がお天気が悪いにもかかわらず参加されていました。こんなに大きな集まりが国内でされていることに驚きでした。

ホームページは、http://www.cs-oto.com/jsch58/


◆2日は、主に「発達障害」の講座を選択して受講しました。

 日頃の活動の中で、かなりの頻度で相談が舞い込んできます。
 保護者たちが、どこに相談に行ったらよいのかわからないことは、大きな問題だと日頃から思ってきました。

 また、今日の勉強で、薬を使わず、家庭内の環境を含めた生活環境を変えることで、改善されるケースも多いことを知りました。発達障害であっても、社会生活を営むのに支障がなければよいのですから、小さいときに適切なアドバイスを受けられることは大切なことだと思いました。

 発達障害の人が、偉大な発明や発見をし、社会に貢献してきたこともあります。うまくコミュニケーションがとれるよう、多くの人が発達障害に理解を示すことも大切だと思います。

 夕方からは、愛西市の保健師の方も、東日本震災の救援に入った経験談を発表。

◆3日は、「病児・病後児預かりの現状と課題」について発表をさせていただきました。

 岡山大学の中で「病児保育室」の開設に努力された川畑智子先生、新潟の小児科医院「塚田こども医院」で病児保育室」を開設されている大塚次郎先生、そして、私は、一般家庭で病児・病後児を預かる「派遣型預かり」についてお話をさせていただきました。

 それぞれ開設するには、リスクの高い預かりであることや「病気のとき、母親が休むのは当然」といった考え方の方がまだまだいることなど、苦労話もありました。

 発表後に、ディスカッションの時間が設けられ、会場からもたくさんのご意見をいただきました。

 塚田先生は、断らない病児保育室を実践されており、一日に20人もの子どもを受け入れていらっしゃいます。私たちの預かりは、まだまだ利用が少ない状況なので、広報ともっと信頼されるしくみづくりに頑張らねばと思いました。

 私も、この尾張西部で「病児・病後児預かりの推進活動」をはじめて6年くらいになりますが、お二人の意見を参考にし、さらに頑張っていこうと勇気づけられました。会場からもたくさんのご意見を頂き、本当に感謝!!!

 これを機会に、小児科医の先生や大学の先生方とつながることができました。

 シートベルトのこと、院内保育、在宅診療のことなどの講座などにも受講しましたが、お年寄りには介護保険でいろいろサービスがありますが、在宅で子どもの世話をされている方へのケアが不足していることを強く感じさせられました。また、小児科医への負担の大きさも・・・。

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9月4日(日)のつぶやき

07:39 from Tween
愛西市、大雨洪水警報ですね。かなり強い雨。
08:50 from Tween
おお~、雷もなってきた。
by yoshikawa325 on Twitter
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