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▲新年を迎えて(議員活動を振り返って)

 昨年は、”子どもたちの未来と環境を守る”という一本の柱をもとに、たくさんの方々に支えられ、議員活動と市民活動を両立して、活動をすることができました。

 今年も、持ち前の明るさと頑張りで、揺らぐことなく、突き進む覚悟です。

 ■愛西市議会議員として頑張ったこと

 昨年は、行政の税金無駄づかいに、特に目を向けてきました。【愛西市斎場建設問題】では、必要最小限の規模に!と発言をしてきました。立案の仕方、土地購入方法など疑問を感じることが多々あり、議会でしつこく質問を続けてきました。今年も継続して取り組んでいきますが、市民への情報の公開があまりにも遅いことも大きな問題だと思っています。

 9月議会では、この斎場候補地の問題として、「農業振興地域除外手続きを逃れるために道路建設をするのか?行政自ら法の網をくぐることは許されない」と訴えました。

 12月議会では、斎場候補地内周の道路用地測量を、公共嘱託土地家屋調査士協会に随意契約で発注したことを取り上げました。土地家屋調査士の仕事は、登記に関係する業務です。用地測量は、測量士の仕事であり、入札で業者を決定するのが基本です。公共嘱託土地家屋調査士協会に随意契約で依頼した理由は何か?と尋ねました。
 市側からは、一般質問のための資料提供はされず、情報公開請求をせざるを得なくなり、手持ち資料不十分のままの質問でしたが、経緯について確認ができ、次議会に向けての質問としては、それなりに良い答弁が得られました。
 しかし、資料提供がされなかったことについて、他の自治体の議員に尋ねたところ、「そんな資料も提供されないの?」と驚かれてしまいました。私としては、情報公開請求し、黒塗りならば異議申し立てをすればよいと軽い気持ちで居ましたが、議員活動への資料提供の門戸は広くすべきなので、来年度の活動のスタートは、この問題からになりそうです。

 昨年は、市長の公約である【児童館建設計画】についても取り上げました。子育て支援策が進められることは、大歓迎ですが、「小さな投資で大きな効果を上げる努力」を、行政はしなくてはなりません。
 国が「放課後子どもプラン」を進め、学童保育は学校内の余裕教室や敷地内に施設設置することが基本となりました。また、愛西市は、「放課後子ども教室」や「民間の学童クラブへの補助金制度」も始めました。そういった背景の変化から、児童館の役割も変わるはずです。それぞれの役割を整理し、ニーズを掴んでからの取り組みをと、昨年は議会で発言し続けました。

 また、【入札制度の改革を!】ということで、1年半分の「土木・建築事業」の入札結果について集計し、一般質問で取り上げました。

【データ分析の結果】
(1)97%を越す落札率
(2)佐屋地区は佐屋地区の業者が落札、佐織地区は佐織、立田も八開も同様
(3)予定価格に届かず、入札を3度やり直しても、最低価格の札を入れるのは、3回とも同じ業者

といった3拍子揃った状況にあり、国からの指導文書によれば、行政は談合の調査をしなくてはならない状況でした。
 そんな矢先、昨日、海部南部水道企業団に談合情報が届いたとの記事が、中日新聞に載りました。引き続き、今年も入札制度の問題に取り組んでいきます。

 新たな事業や、ハコモノを造れば、維持管理費が増えます。借金も増えます。その穴埋めとして「福祉のカット」や「水道代などの利用料金アップ」として、私たちに跳ね返ってきます。何をカットして新たな事業を始めるのかを示して、新たな事業とカットされる事業とを天秤に掛けて判断できるような提案の仕方を行政はすべきです。

 あれこれハコモノを要求して、結果的に、生活に身近なサービスがカットされたり、新たな負担が増えたのでは、返って暮らしにくいまちになってしまいます。今年も、昨年同様、全力で頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします。 

 

 

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