桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

2016年三月の薬師詣で・さいたま市緑区

2016年03月09日 18時58分38秒 | 薬師詣で

 去年の暮か今年の初めにかけて、インターネットをさまよっていて、埼玉県の浦和周辺に足立十二薬師霊場と関東東向き寅薬師霊場という、合わせて二十五もの薬師霊場があるのを知りました。
 今日は足立十二寅薬師の第一番から第三番を巡ります。ただし、巡るのは第二~第三~第一の順です。




 電車に乗る前に地元の慶林寺に参拝。お賽銭をあげて行きます。



 慶林寺の門前に咲く河津桜。満開でした。



 武蔵野線に乗って東浦和駅で降りました。



 今日最初の目的地・東漸寺へ行くために、馬場折り返し場というところへ行くバスに乗りました。
 しかし、事前に地図を調べていた段階では、馬場折り返し場というバス停がどこにあるのかわかりませんでした。せっかく近くまで行くバスに乗ったのに、途中で明後日の方向に曲がられて、延々と歩く羽目になるというのではかなわない。
 乗車七分。バスが曲がってしまう前に、と思って、松ノ木というバス停で降りました。バスはこの先、右か左か、どちらかに曲がって行くようです。
 トートバッグから地図を取り出し、ときおり目を落としながら歩き出します。

 結果は終点まで乗っていればよかったのですが、別段先を急ぐ旅ではなし、のんびりと歩きます。



 降車したバス停から十八分歩いて、東漸寺薬師堂に到着しました。足立十二寅薬師の第二番。
 天台宗の寺院ですが、堂宇はこの薬師堂しかありません。「新編武蔵風土記稿」には「薬師は恵心の作、丈二尺(30・3センチ)」と記されています。



 東漸寺薬師堂から
十三分で天台宗報恩寺に着きました。足立十二寅薬師の第三番。



 報恩寺から十分で宿区薬師堂に着きました。足立十二寅薬師の第一番。



 すぐ隣に文殊寺があります。天台宗の寺院。本尊は文殊菩薩。



 私が門前に着いたとき、どういう巡礼なのかわかりませんが、
 薬師詣ではこれにて終了ですが、東浦和駅へ戻る途中、少し寄り道すると、清泰寺という見性院ゆかりの寺があるので、寄って行くことにします。
 見性院(1545年-1622年)とは、武田信玄の次女で、穴山梅雪の正室です。梅雪の死後、徳川家康の知遇を得て、二代将軍秀忠が侍女に産ませた子・幸松丸(のちの会津藩主・保科正之)の養育に当たり、与えられたこの地(大牧村)で生涯を終えました。




 清泰寺に着きました。文殊寺からは結構歩きでがあって、四十分近くもかかってしまいました。
境内に入ったのに本堂は修復工事中で、「通り抜けできません」との注意があるので、本堂後ろにある墓所へ行くことは叶いませんでした。

この日、歩いたところ。
東浦和駅から松の木バス停まではバスを利用。



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