桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

2018年紫陽花日記(1)

2018年05月07日 22時43分03秒 | 

 朝九時、日課の慶林寺参拝を終えました。
 世間では決して早くない時間ですが、私にしてみると、この時間に外へ出ようという気になること、実際に歩けること-近来珍しい体調のよさ、否、悪くなさ、です。



 河津桜が終わり、御衣黄桜も終わり、著莪(シャガ)も山吹も花期を終えたいま、参道に咲く花は酔仙翁(スイセンノウ)ぐらいです。

 

 南ヨーロッパ原産の草花。日本には江戸末期ごろに入ってきたといわれています。
「酔仙翁」という名は、花が赤く、酔っ払っているように見えるので、つけられたという説がありますが、赤いから酔っ払っているという連想は、呑兵衛以外何者の発想でもないと思います。




 紫陽花の季節にはまだしばらく間があります。これは門前のオタフクアジサイ。



 参道の石畳には無数の河津桜の実が落ちていました。
 染井吉野はクローンなので、実が生っても芽吹くことはないと聞いたことがあります。河津桜も大島桜と寒緋桜を掛け合わせたクローンですが、染井吉野と違って自然交雑種なので、芽を出すかもしれません。



 実を播いても芽吹くことはないのかもしれませんが、人の足で踏み潰されていないような実を、六つ拾って帰りました。
 将来の夢など、ほとんどなくしかける齢になってしまった私には、芽吹くかもしれないと思うと、儚いながらも、来年、再来年にかける夢ができたような気分になります。

 


 これは本土寺参道の紫陽花。



 水木(ミズキ)も花の季節を終え、実を結びました。



 ゴールデンウィーク中、もしかしたらあるかもしれないと思っていた田植え。この方面への散策をしなかった間に、すべての田んぼで田植えは終わっていました。

 明日は恒例の薬師詣での日ですが、天気はよくないようです。
 雨とあらば、懸案になったままの美浦村訪問は断念しなければならないようで、別の候補地を捜さなければなりません。


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