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四生の盲者日記

妄想による愉快な国際時事ネタ解釈

10月3日

2007-10-03 19:48:10 | 歴史上の今日

・新華社(抜粋)
http://news.xinhuanet.com/politics/2007-10/03/content_6822082.htm
1949年:
中国ソビエト社会主義共和国連盟(略称ソ連)と国交樹立。
1990年:
中国とシンガポールが国交樹立。
半世紀分裂していたドイツ民族が統一を実現。1945年ヒットラー(訳註:ナチスドイツではない)が敗戦、米ソ英仏がドイツを占領。1949年、 米英仏三カ国占領区にドイツ連邦共和国が成立、ソビエト占領区にドイツ民主共和国が成立。ドイツは二カ国に分裂、以降ここは東西冷戦の焦点となり、3度のベルリン危機が現出された。


・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/10%E6%9C%883%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8
1949年 - ソ連が中華人民共和国を承認。
1990年 - 東西ドイツ統一。
1990年 - 中華人民共和国とシンガポールが国交樹立。


社説:集団自決記述 「軍強制」復活ですむ話ではない(和文、毎日)

2007-10-03 19:47:41 | 妄言

http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20071003k0000m070155000c.html
 どうも変な話だと感じながらも、放置してきた。集団自決への「軍の強制」の正否については、不勉強なのでここでは触れない。

 変な話だというのは以下の二点

・これまでの記述に矛盾する新たな証拠が出てきたのであれば、記述そのものを保留するか両論を併記するのが学究的な態度というべきなのに、旧説にのみ拘っている。
・デモ、政治という、およそ学問からは程遠い圧力で記述を復帰させようとしている。

 デモそのものを否定する気はない。軍事政権ならば民衆の意図を体制にアピールする為にデモも有効かもしれない(往々にして逆効果であるが)、しかし日本は民主国家でありそのような手段をつかわなくとも、手続きに沿えばそれそれの最大公約数的な意図は政治に反映される。
 主催者発表11万人のデモ、といえば大層な人がそれを希望しているように聞こえるが、テーマに賛同する人だけが集まったデモの人数になど意味はない。逆に、今回のデモの決議を唯々諾々と受け入れるようなことがあれば、11万人以外の民意が無視されることになり、それはとても民主主義とは呼べない。むしろ少数の意見で全体を振り回すという点において、中共や北朝鮮を連想する。
 主催者も、自分たちの考え方が国民全体の考え方からは外れているようだ、と感じているからここまで非民主的な手段を通してアピールしているものと思われる。

 戦前、世論にたきつけられるまま中国にコミットしてゆき、終いには国を滅ぼした史実を忘れるべきではない。


続報

実行委に落胆の色/検定撤回否定(和文、沖縄タイムス)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200710031700_02.html

「検定意見の撤回」については「検定を守ることは非常に大事」などと慎重な姿勢を崩さなかった。

 文科相は民主主義がなんたるかを理解していた模様。

 それにしても

 同会のメンバーや県人会、東京都の教職員組合関係者ら約二十人が参加した。ハンドマイクを使い、教科書会社からの訂正申請の容認で解決を図ろうとする文科省の姿勢を批判し、「あくまでも検定意見の撤回を」と訴えた。県民大会で配布された沖縄タイムス速報などのコピーも道行く人々に配ったという。

 ここまでして強弁しなければならないという事は、逆に自分たちの意見に科学的根拠がないと認めているようなものだと思う。


小沢・民主代表:アフガン部隊参加意欲 補給代替案、党内からは異論も(和文、毎日)

2007-10-03 19:47:02 | 雑感

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071003ddm002010066000c.html

 まず自衛隊の海外展開について私見。
 国益にかなうのであれば、国連の意向など無関係に海外に展開するべきである。ただし、現在の国際情勢を考えた場合(展開のタイミングだけで言えば)日本ばかりが突出するのは国益にそったものではない。
 また、基本的に自衛隊は(旧軍もだが)国土防衛のための組織であり、海外で活動することは考えられていない。そもそも憲法からROEまで、法整備がされていない。
 今の状況で陸上兵力を海外に出すのは、手足を縛って放り出すようなもの。
 その意味で、アフガン情勢に最も日本の国益にかなう対応として、海上自衛隊による洋上補給というのは人員を含めたコストがもっとも抑えられ、効果的であり、かつ実績もあった。
 それを民主党が反対するのは、ただ単に与党の政策だからだと思っていたのだが、なにやら小沢のいう事がますます理解が難しくなってきている。

・国連の議決の無い自衛隊の海外行動は憲法違反であり反対
     ↓
・給油は戦争行為だから反対
     ↓
・国連の決議によってオーソライズされたISAF(国際治安支援部隊)は憲法に抵触しないので、参加を実現したい


 法整備を含めて、自衛隊が海外に展開できる体制なのに、政治だけがそれを止めているという状況であれば、全く賛成なのだが。アフガンに関して、海上自衛隊による洋上補給より、陸上自衛隊を治安維持に展開させた方が国益にかなう理由が見出せない。
 まあ、現政権では陸上部隊の海外派遣など決断できよう筈も無い。