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四生の盲者日記

妄想による愉快な国際時事ネタ解釈

"嫦娥1号"運搬ロケットの残骸が安全に墜落[写真](中文、中国新聞網)

2007-10-26 20:41:41 | 雑感

http://news.xinhuanet.com/photo/2007-10/26/content_6948803.htm
http://news.xinhuanet.com/photo/2007-10/26/content_6948803_1.htm

わが国が、西昌衛星発射センターから、嫦娥1号打ち上げに成功。嫦娥1号を打ち上げた長征3A運搬ロケットの1級残骸(原文ママ)は、24日18時16分、計画通り予定範囲に安全に墜落、政府の関連部門が徹底して疎開させたため、一人も死傷者はでなかった。


 中国は内陸からロケットを打ち上げる、現行のロケットはスペースシャトルですらブースター他を使い捨てにするので、捨てられた部品で地球の重力に囚われたものは、放物線を描いて地表に落下する。1996年には長征3Bロケットが西昌市に墜落、第一弾ブースターに推進剤として使われている非対称ジメチルヒドラジンが人口密集地帯に飛散、500名(公式発表)の死者を出している。
 嫦娥1号については、打ち上げを一般公開(有料)した手前、ブースターがどうなるかまで「情報公開」したようだ。

 疎開うんぬんより、ブースターの部品が背景、周囲の道具立てに溶け込んでいるように見える。
「1級残骸」という単語は、「1段ブースター」のことなのか、他に「2級残骸」「3級残骸」・・・とあるうちの1級なのかよく分からなかった。

 さて、中国ではなにかと嫦娥1号に比較して報道される日本の「かぐや」について。中国では「月の(原文:月亮)女神」と表記しているようだが、日本では月の神様(=夜神、海神)は男神なので間違い。
 別に日本神話に詳しくない中国人の都合に合わせる必要もないので、ミッションの性質からすると、SELENEの愛称は「つくよみ」よりも「かぐや」の方がふさわしいと思う。蛇足だが、中華思想のお陰だろうか、彼等が自国以外の神話、故事に驚くほど疎いのは事実である。



 国際先駆導報の紹介する「かぐや姫」
 念のために書いておくが、竹取物語は平安初期に書かれたとされている。


10月26日

2007-10-26 20:35:35 | 歴史上の今日

・新華社(抜粋)
http://news.xinhuanet.com/politics/2007-10/26/content_6940963.htm

1958年:
中国人民志願軍(原文ママ)は、党と祖国人民の与えた光栄な使命を完遂し、全員朝鮮より撤退。


・Wikipedia(抜粋)
http://ja.wikipedia.org/wiki/10%E6%9C%8826%E6%97%A5#.E3.81.A7.E3.81.8D.E3.81.94.E3.81.A8

1909年 - 伊藤博文が哈爾浜で韓国のテロリスト安重根に暗殺される。
1979年 - 朴正煕が暗殺される(朴正煕暗殺事件)。