まいにちはなたば

キレイな花、枯れた花、トゲだらけの花。
毎日いろんなことがあるけど、遠くから見れば、やっぱりきれいな花束だと思うよ?

趣味の(!?)園芸

2007-04-20 11:16:17 | 想い
学校から持ち帰るプリント類の余白には、
よく「おえかき」がされています。
所定の時間内にできてしまったあとの待ち時間に書くらしい。
昨日の授業参観中も、ちょっとしたおえかきタイムが‥。
国語の授業で、さかなやのおっちゃんの言葉の言い回しを
楽しむ詩のプリントだったので、余白には、いろいろな魚が。

サンマあり、金魚あり、雑魚あり、サメあり‥
なかなか楽しい

面白いのは、女の子の書くのは、キャラクター化?記号化?
されたような、かわいらしい「おさかな」たちが多いんだけど、
一方、男の子のほうは歯がギザギザあるような、
迫力のある写実的な「魚」を書く子が多い。
タがこのごろ書く絵は、恐竜とか、ムシとか
なんだか、トゲトゲした印象の絵ばかり。
でも、みんな、タと同じような絵書いてるんやわ~
と、楽しく見てました。

帰ってきて、参観の話をいろいろしていると、
「ぼくの絵が、いちばんうまいでしょ?」と、タ。
ううむ~
お母さんはタの絵が好きだし、
なかなか上手いとも確かに思ってるよ。
確かに、秋の参観に行ったとき、
タのいもほりの絵はよその美術展に行ってて、
お留守な数枚の中の1枚だったもんね?
でも「いちばん」じゃないやろ~
だからといって、
「そんなん、みんな同じようなもんやって~
などと言ってしまえばそれまでなので、
「ん~。○くんも△くんもタと同じように上手いと思ったけど?」
‥とか言っておきましたが


卑下することも自信過剰になることもなく、
自分に自信をもつのは、すごく難しいこと。
  
 「鈴と、小鳥と、それから私
  みんなちがつて、みんないい」
 ♪僕らは世界にひとつだけの花 一人ひとり違う種をもつ
  その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい♪

子どもたちもよく知っている詩や歌の中に
大事な大事な答えがあるんだけど、
まだまだ、あのひとたちの心の中に「根」をおろしてはいないよう。

いくらいい言葉や詩に出会っても、
出会いっぱなしでは、種を撒きっぱなしなのと一緒
放っておいても、芽吹いて成長することもある‥かも?しれない。
でもやはり、芽を自分の一部に取り込み、心の中に根をおろし、
一緒に成長していくためには、
水をやり、日光をあて、雑草を取り除き‥
アフターケアって、とってもとっても大切なんやな~。
なんて思ったのでした

そしてこれは、自分自身にも言えること。
「子育ては、自分育て」とは、よう言うたもんやわ~