日月山海里をかたどった五色生菓子
結婚、建前、出産、開店など、人生の節目となる祝いの場で引き出物として贈られる。
昨日、結婚の内祝いに「五色生菓子」をいただいた。
五色生菓子は、加賀の風習なので、わたしの育った能登にはない風習だ。
根っからのおまんじゅう好きには、心からうれしいお祝い返しだ。
手を出すのが遅れたら、すでに食べられていたので、今回の写真は引用させていただいた。
“ほっとほくりく”より
重箱に整然と詰められた五種類の生菓子。
自然を表す赤黄白黒の色彩の中に、あっさりとした甘みを秘める。
五穀豊穣を意味するこの菓子は、金沢城下で慶事の贈り物として作られてきた。
「日」(ささら)はあん入りの白い丸もちに紅色の炒り粉(炒った米の粉)を半円にまぶし、日の出を表す。「月」(まんじゅう)は白い麦まんじゅう。「山」(いがら)は山の幸・いが栗を表したもので、炒り粉を練って蒸した皮に、黄色く染めた米粒をまぶしてある。「海」(うずら)は菱(ひし)形のあん入りもちで、並べて波の重なりを連想させる。「里」(ようかん)は水田を表現した蒸しようかんで、縁起を担ぎ丸くしてある。
http://www2.hokurikutei.or.jp/backnum/05jun/mikaku/index.html
うちは3人娘なので、きっと何回かこの「五色生菓子」をお配りできるチャンスがあるはず。
ぜひ、その機会には、金沢の風習の「五色生菓子」をお届けしたい。
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