フクロウは夕暮れに

接触場面研究の個人備忘録です

週録

2011-02-06 00:09:30 | Weblog
なかなかブログが書けず、ほぼ冬眠状態か。とりあえず週の出来事の覚え書き。

先週末は大学院ゼミの打ち上げや学期末試験。今週も学期末試験を行ったり、出来ずにいた学会誌の査読を2本。それにプロジェクト報告書第9号のための学生さんたちの論文チェックなど、授業は終わったのだけど、まだまだもろもろの仕事が残っている。

その間にサッカーのアジアカップやら、春節やら、予算消化やら、はさまって、忙しさを紛らわしているという感じだ。

その紛らわしの1つに、いつもブログを読んでいる写真家・著作家の田中長徳氏の写真集『ウィーンとライカの日々』を買い求める。氏は70年代に7年間、奥さんの音楽留学につきあってウィーンを歩き回った人で、そのときからのウィーンのモノクロ写真がまとめられたもの。もちろんぼくにはわからないことが多いわけだが、氏がモダニズムの末裔であることだけはよくわかる。ぼくのウィーンとつながる写真が2枚見つかったが、どちらも生活者の日常の風景を切り取っていて、記憶が揺り起こされる。それにしても、2枚とも6x6の正方形フォーマットだったことに驚く。

今日は博士後期課程の入試面接。今年は日本語教育学には1人もなし。

ニュースを拾っていると、昨年の後半にドイツのメルケル首相が多文化主義を失敗と言っていたのに引き続いて、イギリス首相も似たような発言をしていたのが目についた(http://www.bbc.co.uk/news/uk-politics-12371994)。もちろんイスラム教徒の問題なのだけど、イスラム教徒の団体の人の話も読むと、首相たちの批判は的を射ていないという気持になるのだが、気になるニュースではある。
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