フクロウは夕暮れに

接触場面研究の個人備忘録です

打ち上げとオープンキャンパス

2009-08-01 23:16:28 | Weblog
昨日は7月最終日で院生の授業打ち上げで大学の近くのタイ料理を食べに行く。博士修了の金子さん、修士修了のサジーさんのお祝いも兼ねていたので、まあ楽しい会となった。金子さんは2002年から、サジーさんは2005年の研究生からだから、二人とも千葉大に結構長くいたことになる。長くてもゴールにたどり着くことが大切なので、とにかくよかった。そして、その席でも話したけれど、ゴールは単に出発点でしかないので、そこから進んでいってほしいと思う。とくにサジーさんというスリランカの人とつきあえたことはこちらも感謝したい。

中国での仕事を終えて帰国した前澤さんも駆けつけてくれて、話が弾んだ。やはり仕事に入ると人は成長するもの。

帰り道、めずらしく月が西空に見える。上弦から8日程度のふくらみのでてきた月、というか8日前に皆既日食を演出した月だ。だからと言っていつもとかわるわけがない。皆既日食は月の立場からすればまったく与り知らぬことなわけだから。

日が変わって今日は文学部のオープンキャンパス。今年から午前と午後と2回実施。

人に会わなければ会わないほどよいという考えもなきにしもあらずのぼくが言うのも何だけど、説明会がどれほど効率よく受験生を呼び込むものなのかはわからないが、自分たちがどのような教育をしようとして、どのような学生を求めようと考えているのかをわかりやすく伝える努力というのは、大学教員はもっとやったほうがよい。2回実施についてはいやな役回りでぼくが教授会で説得したことだったのだが、2回はちっともやり過ぎとは思えない。

実は人間も、ときどき自分を表出する必要がある。自分は何をしているか、何を考えているか、言って初めてはっきりすることもあるわけだ。だからこんなぼくでもときどき外に出て行くことを繰り返している。
コメント
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