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フクロウは夕暮れに

接触場面研究の個人備忘録です

ウトナイ湖サンクチュアリのふきのとう

2007-05-07 21:57:16 | Weblog
ゴールデンウィーク、2泊3日で実家の北海道に遊んで来ました。短い滞在だったのでとくにどこに行くということもなかったのですが、娘が「絶対に行く!」と言うので、今回もウトナイ湖サンクチュアリを訪ねました。

北海道の春はまだまだで、やっと木々の若葉が1センチほど芽吹いているといった感じで、桜もこれからです。木々は枝ばかりで、明るい林を散策しました。昨年は小さな池にカエルの卵がいたのですが、今年はもうおたまじゃくしが生まれて泳いでいます。モノキュラーと三脚を担いだおじさんが親切にいろんな解説をしてくれました。ほら、ここに黄色い花が満開でしょう。これはナニワズと言って、高い木が葉で覆われる前に花を咲かせて花粉を運んでもらうタイプなんです。夏はもう花も葉もなくなるので夏ボウズとも言うんです。香りがとてもいいんですよ。そんな話をしてくれます。何者?と思っていましたが、じつはサンクチュアリのボランティア解説員の方でした。

その人がふきのとうを指して話をしてくれます。このふきのとうから蕗(ふき)が出てくるんじゃないんですね。横から蕗が出てくるんですよ。この言葉を聞いて、私はほんとうにびっくりしました。ふきのとうは昔からよく名前を聞く野草です。とくに北国ではふきのとうは春の到来を感じさせる愛着ある野草です。でも、まさかあの蕗と同じものだとは!う~ん、迂闊だった。

さっそく食材辞典で確かめるとこんなふうに書かれています。
「キク科フキ属の多年草。日本原産で近縁種の少ない独特の野菜です。 サハリン、朝鮮半島、中国の一部にも自生しています。名前の由来は「冬葱(ふゆき)または冬黄(ふゆき)」で、 冬にでる浅葱色の植物(または冬に黄色い花が咲く)という意味です。 寒さに強い地下茎を持ち、地上に出るのは葉とその柄(え)の部分、 そしてフキノトウとして有名な花の部分です。」
(『食材辞典』http://www2.odn.ne.jp/shokuzai/Fuki.htm)

娘もボランティアのおじさんの博覧強記に魅了されて、エゾリスやアカゲラなど教えてもらい、すっかり自然派です。
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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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苫小牧 (石本裕之)
2007-05-14 20:28:53
ご無沙汰でした。

1924年、宮沢賢治が苫小牧で詩「馬」「牛」を残しました。
それがここ数年市民に注目されてきたことによって、賢治研究が活発になってきているようです。

今日は留萌で桜が満開とのニュースでした。
来年は洞爺湖サミット。早速「サミット饅頭」も売り出されたそうです。(やっぱり、といえばいいでしょうか・・・)
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