フクロウは夕暮れに

接触場面研究の個人備忘録です

Amherst revisited その4:時間とともに変わったもの Part2

2006-10-03 15:36:46 | NYC after 25 years
これは町で見かけたType Writer屋さんのショーウィンドウ。お店は閉まっていましたが、中に古いタイプライターが骨董品のように置いてあります。コンピューターもありましたが、それも結構古そう。

中央にあるタイプライターはSmith Corona社のもの。当時はまだタイプライターのほうが普及していて、ぼくもこのお店で300ドルも払って1台買ったものです。電子ですからすごく速くガチャッという音とともにタイプされる、なかなか立派なものでした。タイプミスをすると、泣く泣く1字1字戻っては白のテープで消すわけです。週末は必ず宿題を課されるので、徹夜で数枚のレポートを書いていました。レポート用紙も所定のもので、縦と横の余白の長さとか、タイトルまでの距離とか、決まっていたのを覚えています。

やっぱりこんなのを見ると、時代の変化を感じてしまいますね。何しろぼくの大学時代は英語のように日本語のタイプライターで小説を書きたいものだなあと夢物語のように話していたのです。

しかし、驚くべきことに、Smith Corona社は何と今でも生き残って、ワードプロセッサーを作っているみたい。
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