あかりパパの鉄分日記+バス

鉄道ビギナーの何気ない日記
身近な阪神電車を中心に関西の鉄道やバスを見た、撮った事を載せています。

2001年6月ダイヤ改正前の神戸電鉄

2013年02月19日 | 神戸電鉄

こんばんは。
今回は過去に撮影した写真から紹介します。というのも、実家に帰省した時に過去に撮影した写真やネガを持って帰ってきました。それらをスキャンしてパソコンに取り込む際に当時の事を思い出しながらブログを書いています。


今回はその中から2001年6月のダイヤ改正前に撮影した神戸電鉄の光景を紹介します。この時のダイヤ改正では、
1、志染~粟生間での4両編成列車の運転開始
2、それにともない、朝夕ラッシュ時の増解結運用の廃止
3、谷上駅での神戸電鉄と北神急行の乗り換えを同一ホームで可能にする
4、有馬口~有馬温泉間のワンマン運転化
などが大きな変更内容でした。
なかでも粟生までの4両編成列車の運転開始は粟生線にとって大きな変化でした。そのためダイヤ改正前の光景を撮影していました。




最初は当時の最寄り駅だった栄駅で撮影を始めました。増結車として1370系を先頭にした粟生方面から直通の急行新開地行きです。



この1370系は元は1320系と呼ばれていた中間車でした。非冷房車が多数を占めていた増結車のサービス改善のために廃車になった1000系などの運転台を移設して先頭車にして増結車として活躍しましたが、その役割は短命でした。



粟生からの3両編成は1100系でした。
行先方向幕の字体が旧字体でした。



急行の後続列車は急行通過駅を補完する押部谷発の普通列車でした。3000系でした。




この日のメイン目的地となる志染駅に移動して撮影開始です。ここで当時行なわれていた粟生~新開地直通列車の増結作業を見学です。

その増結車として待機中の1350系です。



増結のために留置線で待機中の別の1350系です。



増結車の停止位置標示。




粟生方面から列車が到着しました。撮影した列車は1358編成+1076号という変則3連でした。増結車と連結して5両編成になると編成中に運転台が6ヶ所と輸送力が無かったので、個人的には通勤時には一番乗りたくなかった編成でした。
増結作業のために貫通扉を開けています。



新開地方から増結車が接近して一旦停まります。



ゆっくりと接近して、



連結完了。
神戸電鉄での増結作業は阪神尼崎駅で行われているそれとは違って、連結幌はつなげていませんでした。その代わり、非常時などで連結部を通る時のために車体に手摺が取り付けられていたのが神戸電鉄の増結対応車の特徴でした。


志染駅で撮影した後は終点の粟生まで乗車したようです。



粟生駅に停車中の1151編成。

 

 

この編成は一番最初にワンマン化改造された編成です。


粟生からは鈴蘭台まで移動して撮影しています。



神鉄初のコマーシャルトレイン、5014号編成。



昼間の5両編成の列車。
ダイヤ改正後は朝夕ラッシュ時にしか走らなくなりました。



同じく昼間の志染行き。
こちらも夕方のラッシュ時にしか走らなくなりましたが、昨年のダイヤ改正で昼間も復活してしまいました。


この撮影の後に行なわれたダイヤ改正は、神鉄粟生線にとって大きな転換点でした。

そして10数年たった今、粟生線は廃線の危機に見舞われています。なんとかこの危機を乗り越えて地域の足として生き延びてほしいものです。


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