あかりパパの鉄分日記+バス

鉄道ビギナーの何気ない日記
身近な阪神電車を中心に関西の鉄道やバスを見た、撮った事を載せています。

阪急電車 2800系のさよなら運転

2013年01月16日 | 阪急電鉄

こんばんは。
今回も前回に引き続いて過去のさよなら列車について紹介します。


今回紹介するのは近々引退する京阪の旧3000系とはライバル関係だった阪急電車の2800系です。
2800系は2300系の特急バージョンとして京都線に投入された車両です。2300系とは違って2扉車で、車内の扉間には転換クロスシートが配置されていました。
後に冷房改造されて京都線の特急専用車として活躍していましたが、後継車の6300系が投入されたため順次3扉・ロングシートに改造されて急行等で使用されていました。
しかしこの2800系は長年に渡る特急運用による酷使と無理な3扉化改造のため車体の老朽化が進み、2300系等の他の同時期に登場した車両より早くに引退することになりました。最終的には嵐山線で走っていた車両8両(4両編成×2編成)を使用して1995年8月にさよなら列車が運転されました。ちなみに残っていた車両は全て運転台付き車両でブツ8状態で編成されていました。
私は運良くその列車に乗ることができたので、その時に撮った写真です。

さよなら列車はその年に発生した阪神大震災にから復興した三宮駅に初めて2800系が乗り入れるという趣向で運転されました。当時はまだ乗客を乗せて走る事が無かった十三駅の折り返し線に入線していたのですが、車内からの写真は撮影していませんでした。


 


 



列車は三宮駅まで行き、折り返して西宮北口の車庫に入線しました。西宮北口車庫では当時最新鋭だった8200系の見学などがおこなわれました。それについては次回以降にでも紹介します。

もちろん自由時間中に2800系も撮影しています。



運転台です。



4両編成の中間になっていた運転台です。登場時からあまり改造されていない状態で残っていました。



検査票。



車番。



独特の2連窓と台車。


さよなら列車が正雀車庫に着いた後には撮影会がおこなわれました。



京都線の特急独特の二枚看板姿。



逆光側から。



当時はまだ看板付きだった5300系と。



正面から。


この2800系のさよなら運転は要望が多かったのか、その年の10月頃にも再びさよなら運転がおこなわれその時は今津線、宝塚線も走ったそうです。


 


今後阪急にこの2800系や6300系を超える名車は現れるのでしょうか…?


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