こんばんは。
今回紹介する阪急電車の8200系は1995年6月の阪神大震災の被害から復興したダイヤ改正時にデビューした車両です。朝夕ラッシュ時の増結用車両として製造されました。
この車両は色々な新機軸が導入されていて、一番有名だったのは座席収納でした。その他にも側扉上の案内モニターやLED式行先表示機など現在の9000・9300系に繋がる装備が付いています。ただし、座席収納の機能は運行開始後の乗客の減少に伴う混雑率の低下や乗客からの不人気があって現在では9000系(というより7000系魔改造車)に近い内装に改造されています。
今回紹介する写真は2800系のさよなら運転の時に西宮北口の車庫で展示されていた時の写真です。
この2編成が並んで展示されることはあまり無かったのではと記憶しています。連結されてイベント列車で正雀まで走ったことはありますね。
8250号の行先表示と種別があり得ないものに
このような展示ならではの表示です。
標識灯が点いていたので撮影。快速急行と通勤急行とでは点き方が違うのですね。
ドアの開口の広さは今でも阪急一です。
ボルスタレス台車。結局この阪急での採用例はこの車両が最後になりました。
肝心の車内を撮影したのはこの2枚だけです
今思えばもう少し撮っていればと悔んでいます。
今でもラッシュ時の増結運用限定なので撮る機会が少ない車両のひとつです。
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