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晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

珍客万来

2019-03-04 06:15:00 | 山野草鳥獣花
昨日は昼前からポツリポツリとして今朝も降っています。
昼頃には上がるようですが、
今週は低気圧が周期的に列島を通過して、
週半ばには再び雨となる春特有のお天気になるようです。

作業小屋に入ると天井付近を鳥が飛んでいました。
夏になるとツバメが巣づくりの偵察で入って来ることはあったが、
今の時期に野鳥が入って来るのは珍しいです。


しばらく飛んで落ち着いたのか蛍光灯の上であたりを窺っています。
この鳥は何?
ムクドリかな。
特徴は嘴と足が黄色いです。


まだ胸が白っぽくて特徴がはっきりしないのは、
多分幼鳥なのでしょう。
5分位滞在して大空へ帰っていきました。


よく大挙して住宅街の街路樹に塒を構えて、
大量のフンと鳴き声で迷惑鳥となっていますが、
ムクドリのかっては野原の掃除人と呼ばれた益鳥でした。
主に昆虫やミミズ、両生類を食べてくれ、
田んぼや畑に被害を与える害虫も食べていました。
住みかも森や林の中であることが多く、
現在より人に害を与えることはなかったようです。

ですが森林の開発などが進むにつれムクドリの住みかはなくなっていき、
やがて人間の居住区域に塒を移すようになりました。
エサも虫だけでなく果樹園の果実を食べるようになり、
人間に害をもたらすようになってしまった歴史があるのです。

< 塒どこ迷鳥来る雛の日 >
コメント (2)
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