goo blog サービス終了のお知らせ 

晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

世の中の動きとつながっていること

2012-02-05 08:47:53 | 人生
日本の人口が60年後には8,000万人まで減少するという
実に4,000万人、今の関東一円がなくなる人数です

小子化による危機が叫ばれて久しいが早かれ遅かれ現実のこととなる
年金も一人で2.8人を支える騎馬型から一人で1.3人を支える肩車型となるそうだ

キャンプ場を運営する組合の役員会でも運営を担う人の問題が話題となった
ただでさえ過疎化の波で戸数や若者の減少に悩まされているのに
年金支給の年令が数年後には65歳となるのは確実です

中心となって働くには退職世代つまり60歳代が戦力なのに
実働期間が狭められ人手不足になりかねません
かといって一部の人に長期間の負担も忍びない

先輩たちが築いてくれ36年間はいろんなことがあったが
トータルで見れば決して負の資産ではない

会社勤めをしながら当番の役員をこなしてくれた40歳代の人は
やってみてキャンプ場が地元へ何がしの潤いをもたらし
何より自分たちにも前に進む元気をもらったと話してくれた

彼らが中心メンバーとしてやってくれる15年後の姿は残念ながら見えない
1年づつ次の年に引き継いでいくしかないが
人が生きていく社会が続くかぎり憩い喜ばれる施設としてあり続けることを願うばかりです

あらためて五木寛之の下山の思想が生きたことばと感じる次第です


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする