司法試験は確かに思考力が最終的には問われる試験ではありますが。大前提として知識は必要です。
この知識は「読んだら分かる」「聞いたら分かる」という程度では全く意味がありません。自分自身の頭の中に叩き込んで、言語化できる必要があります。
短答の肢を切れないのは知識が曖昧だからです。論文で論点の抽出ができないのは、その論点の復習がおざなりだからです。規範の定立や問題提起が的確にできないのは、正確に記憶していないからです。
この時季だからこそ厳しいことを言いますが、単純知識問題を出来ないのは単に覚えていないからですし、勉強の詰めが甘いからです。いかにして自分のレベルを上げるか、日々シャカリキになっていますか?これだけやっているのに何でできないのだろうと悔しさで泣きたくなる時はありますか?
レベルは下ってきていますが、「腐っても司法試験」です。舐めたらいけません。やはり、やり切りるのはそれなりに大変なんです。辛さを越えたところにゴールはあります。
先生の仰ることを参考に以下のような勉強を考えました
1.テキストの論点を「問題形式(有効か 範囲はどうなるか、法的性質は何か等)」でまとめる(私の場合ワードでまとめてます)
2.まとめた問題について答案を、テキストを見ずに作ってみる。できなかった部分はテキストに戻って参照 キーワードに従って論述できるまではこの繰返し
3.上記のような過程で論述できるようになったら過去問を解き、論述を生かす方法を考える
この勉強計画の是非について御意見を頂けないでしょうか?よろしくお願いします
論点ごとにとりあえず自分で書いてみる、というステップはとてもいいと思います。いきなり論文問題にぶつかるよりも、個々の論点を正確に論じられるようにすることの方が遥かに有益です。
急ぐ必要はありませんので、基礎攻略の復習を徹底してみてください。応援しています!