同じ日に、蚤の市ヴァンヴ内の、また別の業者さんのお店で見掛けた”ヴィンテージ帽子型ストレッチャー木製”は、初めて見るタイプです。以前に何度か一般的なモノはご紹介させて頂いておりますが、今回のモノはネジによる伸縮機能付きです。勉強不足で詳しいことはわかりませんが、サイズの合わない帽子を、時間を掛けてゆっくりと伸ばしていく器具なのでしょうか。二つ並べられた内の片方には、カツラが被せられているので、もしかするとカツラのサイズ調整用なのかもしれません。年月を経た木の表面には、何とも言えない良い色艶が出ておりました。お値段は各100€越えでした。皆さんは、珍しいヴィンテージ帽子型どのように思われますか?個人的には、かなり面白いレア商品だと思いました。帽子屋さんのディスプレー用に良さそうです。
南仏ニームから戻ってみると、パリはすっかり秋の様相で涼しくなっておりました。日本はまだまだ残暑が厳しいようですが、皆様如何がお過ごしでしょうか。本日二週間ぶりに蚤の市ヴァンヴに行ってきました。今朝は肌寒いぐらいで、既に上着は必需品です。毎年恒例9月第一の週末に行われているフランス北部リールの大規模なアンティーク市が、今年は9月1日(土)と2日(日)に開催されるので、業者さんもプロのバイヤーも少なめでした。それでも幾つか良さそうな商品を見掛けましたのでご紹介させて頂きます。”ヴィンテージ靴型木製各種”は、以前に何度もご紹介させて頂いておりますが、探している時にはなかなか見付からないモノです。不思議なことに、必要に迫られていない時期には大量に出くわします。今回も、使い込まれて木の表面に味が出た、サイズもカタチも様々なモノが、10セット近く揃っておりました。底には、スチールプレートの施された重厚なタイプです。箱の中に一緒に収められている木製家具や、ナンバープレートも素敵です。余裕があればまとめ買いしたいところです。お値段は各セットで20€近くでした。皆さんは、ヴィンテージ靴型木製如何がですか?個人的には、自分用にもいつかは購入したいと思っているモノの一つです。いつもお世話になっているリメイククラブ様でも、綺麗にレストアされた商品が購入出来ます。http://www.remake-club.com/product-list/23
観光客は、およそ通らないと思われる路地を一人歩いていると、突然目に飛び込んで来た”デザインファサードメッシュパネル水玉”は、古い建物の壁面に持ち出しでコンクリートの土台を築き、その上にモダンで新しい壁面を作り上げたようです。インダストリアル系素材のスチール製メッシュパネル使いにより冷たい印象にならないよう、五種類の大きさを持つ金色の円形をリズム良く配置し、開口部には黒のL字型庇とカラフルな差し色を加え、単調にならないように工夫が成されております。残念ながら、何故ここに設置されたのか詳しい経緯や、担当したデザイナー名や建築家の名前は分かりませんでしたが、素敵なリノベーションだと思いました。何気に街灯のデザインとも調和が取れており、お洒落な景観に仕上がっております。ここにも、新しいデザインを受け入れる、ニームの懐の深さがうかがえました。皆さんは、こんな壁面デザインどのように思われますか?個人的には、独特で個性的な雰囲気を醸し出しており、しかもローコストだと思われる素材使いが素晴らしいと思いました。
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少し前にも触れさせて頂きましたが、ニームの街中を歩いていると、至る所で目にする「ヤシの木に繋がれたワニ」ニーム市の紋章。ローマ時代から引き継がれている重厚なタイプから、現代的なイラスト風なモノまで様々です。実はこのイラスト風の紋章、フランスの大御所デザイナーフィリップ・スタルクが、1986年にリデザインしたモノだそうです。旧市街の石畳の鋲、円形闘技場周辺ポールのキャップ、新しい建築物、観光案内所や案内板には、このデザインが採用されており、ニーム市民や観光客にもマスコット的存在として愛されております。ポールキャップは幾つも記念に持ち去られておりました。今回行きそびれましたが、スタルクはニームのバス停やショップも幾つかデザインしているようです。度々述べておりますが、ここにも、古いモノと新しいモノを共存させ、街を活性化させていこうとするニームという歴史的都市の魅力が伝わってきました。参考サイトはhttp://starckinblog.blogspot.fr/2010/09/starck-clou-de-nimes.htmlです。皆さんは、このワニマークどのように思われますか?個人的には、さすがにスタルクらしいウィットに富んだ、すっきりとしたデザインだと思いました。
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