パリ蚤の市便り-1326／デザイン椅子樹脂白と低学年用学校払い下げ椅子01

共に存在感のある”デザイン椅子樹脂白と低学年用学校払い下げ椅子”は、近所の蚤の市ヴァンヴの入り口付近の業者さんのお店で見掛けました。向かって右側、愛嬌のあるフォルムが面白い野外使用を前提とした椅子は、座面・背当て・脚部パーツに分かれ、組み立て式のモノのようです。持ち運びに便利なように、座面と背当てには指を差し込めるようになっております。素材も軽く、水にも浮きそうな雰囲気です。お値段は100€切っておりました。向かって左側、木製の座面と背当てに黄色スチールフレームの子供用椅子は、学校で使用されていたモノです。この手の椅子は、フレームの色が様々なタイプが存在するので面白いです。学校のイメージに合うようにカラーアレンジされているのでしょう。お値段は50€近くでした。皆さんは、こんな個性的な椅子、如何がですか？個人的には、特に手前側の椅子のデザインの面白さに惹かれました。

パリ蚤の市便り-1325／ジャンカルロ・ピレッティプリア透明樹脂黒フレームタイプ02

近所の蚤の市ヴァンヴ内の、また違った業者さんのお店で見掛けた”ジャンカルロ・ピレッティプリア透明樹脂黒フレームタイプ”は、フレームの色目が珍しいモノです。一般的な銀色の素材感あるフレームを持つモノとは、見た目の印象が変わって素敵です。デザインが良いので、更に格好良さが増しております。フレーム形状の美しい存在感が、より強調されております。自分もごく一般的なセピア色樹脂タイプを所有しているのですが、透明樹脂や黒フレームも揃えてみたくなりました。お値段は100€近くでした。皆さんは、プリアには何色のフレームが似合うと思いますか？個人的には、様々なフレーム色を別注で作って、樹脂の色目も色々組み合わせて、バリエーションを作ってみたいと思いました。

パリ蚤の市便り-1324／デザイン椅子・肘掛け椅子茶革張り01

こちらも、スリムで洗練されたフォルムが美しい”デザイン椅子・肘掛け椅子茶革張り”は、渋い色目の上質の革使いも素敵です。クロームメッキ仕上げの細い角パイプのスッキリとしたフレーム使いも無駄なく綺麗な収まりです。このフレームに、一枚革素材の座面と背当てを被せる構造なのでしょうか。次回確認してきます。手前側の椅子は、背当ての芯地が事故で折り曲ってしまったのか、それともデザインなのかよくわかりませんが、ユニークなフォルムです。もたれると革のテンションが利いて気持ち良さそうです。肘掛け無しと有りの二種類のバリエーションが存在するところも特徴的です。お値段はセットで300€超えでした。皆さんは、綺麗な色目の上質な革素材に包まれる。シンプルで美しいこんな椅子、どのように思われますか？個人的には、奥側の肘掛け椅子タイプの、緩やかな美しいカーブラインに何故か惹かれました。
追記：スツールも存在するようです。
追記2：背当ての曲げは、デザインのようです。ユニークで面白いフォルムです。

パリ蚤の市便り-1323／ジャンカルロ・ピレッティプリア透明樹脂タイプ01

最近、近所の蚤の市ヴァンヴで良く見掛ける”ジャンカルロ・ピレッティプリア透明樹脂タイプ”は、一般的なセピア色樹脂の座面と背当てを持つモノとは、見た目のイメージが異なって素敵です。元々軽快な印象の折り畳み椅子ですが、透明感のある座面と背当てによって、更に軽さが増しております。椅子としてのデザインの良さは勿論のこと、閉じた時のスッキリとしたフレームの収まりの美しさは特筆すべき点です。60年代のデザインモノの中でもこのスマートなフォルムは異彩を放っております。数々のデザイン賞を受賞しており、その完成度の高さは世界中で認められています。折畳み式椅子の原型とも言われております。お値段はセットで300€近くでした。皆さんは、プリアには何色の樹脂が似合うと思いますか？個人的には、様々な透明色を別注で作って、ズラッと並べてみたいです。

パリ蚤の市便り-1322／マルト・スタムカンティレバーB34アームチェアー茶革四脚01

以前にも何度かご紹介させて頂いております、鋼管を使った世界初のカンティレバー（片持ち構造）の椅子を生み出した''マルト・スタムカンチレバーB34アームチェアー茶革四脚''は、かなり使い込まれた跡が見られる伸びた革表面に、何とも言えない良い味が出ております。今回は、肘掛け無しタイプではなく、肘掛け付きタイプ、デザインも座り心地も良い四脚が揃って売られておりました。一般的な黒革タイプとは違って、写真のような渋い茶色のモノも、上品な雰囲気があって素敵です。お値段はセットで500€近くでした。皆さんは、マルト・スタムカンティレバー椅子と肘掛け椅子、どちらのデザインがお好みですか？また、革の色目は何色がお好みですか？個人的には、肘掛け椅子で黒革のモノが好みです。

パリ蚤の市便り-1321／ハンス・J ・ウェグナーYチェアCH24黒フレーム01

座面のペーパーコードが傷んでおりますが、そのデザインの良さは際立っていた”ハンス・J ・ウェグナーYチェアCH24黒フレーム”は、デンマーク出身20世紀最高の木工家具の名手である彼の作品、大ベストセラー、カールハンセン&サン社製のモノです。この椅子のルーツは、中国の明時代の椅子にあるとのことです。機械による成形を前提にした椅子ですが、後脚の美しいフォルムや、丸棒を曲げて形作られた肘掛けと背当てを兼ねるパーツのライン、プライウッド製の名称の由来となった特徴的なY字形のパーツ等、随所にウェグナー作品らしさが見受けられます。一方ペーパーコード張りの座面は、職人による手作業によるモノ。座り心地はもちろん、木フレームとの相性も抜群です。またバリエーションも豊富で、フレーム木材は5種類、仕上げは2種類、塗装は3種類から選べ、さらにペーパーコードも2種類から選択出来て組み合わせ可能です。この椅子が多くの人に選ばれる理由は、座り心地やデザイン性の良さだけでなく、豊富なバリエーションにあるようです。写真のモノは、ビーチ材黒塗装仕上げナチュラルペーパーコードのようです。お値段は300€近くでした。皆さんは、ハンス・J ・ウェグナーの作品では、何がお好みですか？個人的には、色々ありすぎて選ぶのに迷いますが、彫刻的な美しさのある「バレットチェアPP250」が好きです。

パリ蚤の市便り-1320／レトロ椅子緑とグレー座面背当てスチールフレーム01

こちらも、同じ日に近所の蚤の市ヴァンヴ内の別業者さんのお店で見掛けた”レトロ椅子緑とグレー座面背当てスチールフレーム”は、向かって右側グレーの方は、典型的なレトロ椅子のデザインです。このタイプの椅子らしい、渋い色目の合皮素材の張り地に包まれた、ボテッと厚みのある座面のクッションが個性的です。向かって左側緑の色目のモノは、スッキリとスリムなシェイプが、あまり見掛けないデザインです。こちらもレアモノなのかもしれません。フレームは、共に似たようなデザインで、鋼管を曲げて作られたクロームメッキ仕上げのモノです。数も揃っているところが、使い勝手良さそうです。カフェ等からの払い下げ品でしょうか。保存状態も良くすぐにでも使えそうです。お値段はそれぞれ100€切っておりました。皆さんは、この二種類のレトロ椅子、どちらがお好みですか？個人的には、ボテッとした典型的なデザインのモノが好みです。

パリ蚤の市便り-1319／レトロ椅子黒座面スチールフレーム01

以前から、何度となくご紹介させて頂いております”レトロ椅子黒座面スチールフレーム”は、珍しい四本脚ベースです。このタイプの椅子らしい合皮製の張り地に包まれた、ボテッとした厚みのある座面のクッションに特徴があります。黒の色目もあまり見掛けないモノですので、かなりレアかもしれません。普通のオフィス向けの椅子とは雰囲気が異なり、どちらかと言うと診療所等で使われているような印象です。キャスターを施せば、更に使い勝手も良くなりそうです。お値段は100€切っておりました。皆さんは、こんな珍しいデザインと色のレトロ椅子、どのように思われますか？個人的には、愛嬌のあるデザインが好みの、いつかは手入れたい椅子の一つです。

パリ蚤の市便り-1318／デザインキャリー折畳み式白01

食事やお茶の時間に重宝しそうな”デザインキャリー折畳み式白”は、使わない時には折り畳んで収納しておける優れものです。かなりの人数分のお皿を載せることが出来そうな、十分な大きさのシンプルな白い棚が上下二段と、細いクロームメッキ製のパイプフレームに、自在キャスターも取り付けられており、使い勝手も良さそうです。以前にも、蚤の市で見付けた違うタイプのモノを、何度かご紹介させて頂いたこともありますので、フランスの家庭では一般的なモノなのでしょうか。実際、家の中で使われているところは見たことがありませんが、たまにレストランで見掛けることはあります。お値段は100€近くでした。皆さんは、こんな見映えも使い勝手も良いキャリー、ご自宅用に如何ですか？個人的には、かなり気になるデザインモノの一つではあります。サイズアップして、お店の什器として使っても良さそうなデザインです。

パリ蚤の市便り-1317／レトロ食器棚ミントグリーン01

写真があまり良くなくて大変申し訳ないのですが”レトロ食器棚ミントグリーン”は、デザインと色目が、どこか懐かしい雰囲気を醸し出しており素敵です。角Rを取られたディティール、鈍い輝きのアルミ製の把手やツマミ、模様入りのガラス等、細かい部分も古き良きモノの作りが感じられます。引き出しや扉も多く施されており、キッチン周りの商材をきちんと分けて収納出来そうです。こんな食器棚がキッチンにあれば、料理するのが楽しくなりそうです。お値段は300€近くでした。皆さんは、こんなレトロ感溢れる色目の綺麗な食器棚、どのように思われますか？個人的には、ご家庭用は勿論のこと、お洒落系カフェやアパレルショップのディスプレー用什器として使っても良さそうだと思いました。