フランスを始めヨーロッパ各地では3月31日(日曜日)午前2時に1時間時計を早め午前3時に変更しました。10月27日(日曜日)午前3時に1時間時計を戻し午前2時にするまでの間、夜遅くまで太陽を楽しむことの出来るサマータイムの始まりです。日本では経験の出来ないヨーロッパ特有の儀式です。この日、近所の蚤の市ヴァンヴの業者さん達の話題も、この夏時間開始にまつわる話から始まります。やれ寝不足だの、すっかり忘れていただの、聞こえてくる会話も面白いです。ただ、この時間変更の日には、お客さんの出足も遅くなり、経済効果は低くなるという統計も出ているようです。しかも、今年は復活祭当日でもあり、更に客足も鈍かったようです。春の訪れでもありますが、パリはここ最近10度以下の寒い気候が続いているので、春という実感が湧きません。日本は如何がですか。桜が満開の良い季節でしょうね。皆さんは、旅行時のサマータイム変更にまつわる特別な経験ございますか?個人的には、特にこれといった逸話はございません。大体普段通りに過ごしております。これからは、ビールのおいしい季節ですね。
座面クッションの鮮やかな色目で、かなり目立っていた”デザイン椅子オレンジクッションキャスター付き”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、また別の業者さんのお店で見掛けました。インダストリアル系、レトロ系デザインの匂いもある、独特で個性溢れるデザインです。合皮素材に包まれた座面と背当てには、オレンジ生地に包まれたクッションシートが施されており、座り心地も良さそうです。クロームメッキ仕上げのスチールパイプ製、四つ又状のフレーム脚部はキャスター付きで、使い勝手も良さそうです。お値段は各100€近くでした。皆さんは、デザインも面白く、色使いもユニークで特徴あるこんな椅子、どのように思われますか?個人的には、二脚揃っているところもポイント高く、似たテイストのテーブルを揃えて、使ってみたいところです。
見た目にもモダンでお洒落な雰囲気の”デザインシェル型椅子白樹脂アルミ四つ又脚部”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店で見掛けました。勉強不足で詳しいデザイナー名・メーカー名・商品名はわかりませんが、独特な個性もある格好良いデザインです。お尻を包み込むような、白樹脂素材製座面と背当て一体型のシェル型シートは、座り心地も良さそうです。アルミダイキャスト製四つ又状のフレーム脚部との、デザイン・カラーバランスも悪くは無いです。シンプルでスッキリとしたフォルムですが、軽くて丈夫に仕上げられております。お値段は100€近くでした。皆さんは、デザインも格好良く、使い勝手も良さそうなシェル型椅子、どのように思われますか?個人的には、同じ素材の脚部を持つテーブルを揃え、合わせて使うと良さそうだと思いました。
前回ご紹介させて「パリ蚤の市便り-2166/ヴィンテージワイヤートルソーレディース黄色01」とはまた違った趣のある”デザイン肘掛け椅子黒スチールワイヤーフレーム”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店で見掛けました。黒スチールワイヤー製の繊細で彫刻的な作りは、何とも言えずはかなげで美しい佇まいをしております。見た目にも独特で個性的な雰囲気に溢れ、置いてあるだけでも存在感があります。エンド処理ディティールも凝っており、立体的なシート形状、直線的な脚部のフォルムも、建築の構造体のようで面白いです。実際に座ることが出来るのかどうかは確認致しませんでしたが、座ることが出来たとしてもクッションが必要かもしれません。お値段はセットで200€超えでした。皆さんは、現代彫刻作品のようでもあるこんな肘掛け椅子、どのように思われますか?個人的には、椅子というよりは芸術品のような存在だと思いました。
自分の勉強不足で、価値があるのか無いのか詳しくはわかりませんが、素材やディティールが一般的なタイプと異なり、興味を惹かれて買い付けた”ヴィンテージフランスワークジャケット変わり種”です。まず始めにご紹介させて頂くのは「Adolphe Lafont」という、現存するフランスの作業着メーカー製のモノです。表地は黒コーディロイ素材に、裏地は赤系のチェックという、レトロ感溢れる冬仕様の凝った内容です。フラップ付きのポケットという点もユニークで面白いです。かなり使い込まれており、所々修理されている部分も、何とも言えず味があって良い趣を醸し出しております。次は、同じく「Adolphe Lafont」のデニム生地使いタイプは、ヨーロッパ買い付けに来られた、水戸の古着屋「STRAY SHEEP」 様も珍しいとおっしゃっていた一点です。ほとんど着られていないデッド・ストック品に近い、とても綺麗な保存状態です。アメリカ系のデニムカバーオールとは違って、シェイプの効いたタイトでお洒落な雰囲気です。最後の「Mon SERGENT」は、刺繍で綴られたネームタグが歴史を感じさせ、かなり古いモノのようです。左右両方可能な、ダブルの合わせに特徴があり見た目も格好良いです。農作業用ジャケットとして紹介されることもあります。残念ながら、ボタンが一列欠如しているので、写真はありませんが、全て新しいボタンに付け替え・付け加えました。使い古された青コットン素材のヤラレ感が、本当に素晴らしいです。どれもそれぞれに独特な個性があり、フランスらしいシルエットで、作業着にしておくには勿体無い、普段着使いにも十分に応用出来るアイテムだと思います。皆さんは、この三種類の中ではどのタイプがお好みですか?個人的には、デニム素材好きなので二番目のジャケットを見付けた時には、久しぶりに心躍りました。
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以前「パリの古道具屋にて-126/近所の古道具屋で12月9日に気になったモノ01」「ぱりの店どころ-004/LASALLEDESVENTESDUPARTICULIER(ラサルデヴァントデュパティキュリエール)01」「パリの古道具屋にて-22/シャンデリア各種01」でご紹介させて頂いた、近所のパリ14区にある古道具屋「LASALLEDESVENTESDUPARTICULIER(ラサルデヴァントデュパティキュリエール)」を、本当に久しぶりにのぞいてみました。カウンター付近にイームズを発見。シェルチェアは二脚で340€は安いか高いか。ラウンジチェアは1400€と、程度を考えると高めかと思い断念。その他にも色々良いモノが揃っており、目の保養になりました。一階と二階からなる1200m2の広大な売場内に、相変わらず沢山のモノが種類も豊富に取り揃えられております。蚤の市ヴァンヴ内の業者さんにも良く利用されているようで、蚤の市に並んでいた商品が、ここで委託販売されていたりします。フランスでは珍しく、日曜日も含め毎日開いているので、日本からのバイヤーさんにも大変便利だと思います。商品の回転も早いので、運が良ければ何かめぼしいモノや面白いモノが見付かるかもしれません。ネット販売も整備されております。皆さんは、パリで気になる古道具屋ございますか?個人的には、時々行かなくてはと思えるお店が幾つかあるので、今後も時間がある時や、ついでがある時には、是非寄ってみようと思います。http://www.lasalledesventes.fr/ 住所 117 rue d'Alesia - 75014 PARIS 電話 0145424242 営業時間10時~19時 定休日無し
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日本でも人気のアイテムで、ヨーロッパ古着としてバイヤーさん達も注目されております”ヴィンテージフランスワークモールスキン製ジャケット各種”は、どれも良い味が出ております。特にヴィンテージモノの日本人サイズ黒は、球数も少なく見付かりにくくなっており、日本の古着屋では信じられないような高額で販売されております。。古いモノは、蚤の市でもそれなりのお値段で売られていることが多いです。現行品も、あるお店で購入することが可能です。現在でも、こだわりのあるファッションブランドでも良く使われている素材の一つです。元々はフランスで開発された、本のカバー用として使われていた素材のようですが、丈夫なコットン生地の特性から、作業用衣類に応用されたようです。http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1315001528 とhttp://www.fashion-j.com/mt/archives/000580.html 新品のゴワついた光沢のある雰囲気も良いですが、使い込まれてすり切れたマットな表情も、何とも言えず素敵な趣があります。経年劣化が楽しめる、デニムや革製品に次ぐ、洋服好きにはたまらない逸品ではないでしょうか。皆さんは、独特な素材感のある、アメリカモノとはまた違ったお洒落な雰囲気のあるこんなフランスワークモールスキン製ジャケットご存知でしたか?個人的には、素材感は勿論のこと、デザインやシルエットの美しさも抜群で、気になって集めていたのですが、先日幾つか日本人のバイヤー様に、黒青数点を販売してしまいました。写真はまだですが、パンツもあります。
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何とも言えない佇まいをした、独特で個性的な雰囲気溢れる”ヴィンテージワイヤートルソーレディース黄色”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店で見掛けました。スカートのような裾のデザイン、腰に巻かれたリボンもまた、フェミニンで上品な趣を醸し出しております。エンド処理ディティールも大変凝っており、置いてあるだけでも存在感があります。脚部のフォルムも、シンプルですが上手くまとめられております。前に置かれた、スチール製鳥籠と合わせて、ガーリー系のアパレルショップディスプレー用に使うと、効果がありそうな気がします。お値段は300€近くでした。皆さんは、甘過ぎず程良いバランスの、お洒落なヴィンテージワイヤートルソー、どのように思われますか?個人的には、少々値は張りますが、一点モノの素敵なアイテムだと思いました。
蚤の市でも頻繁に見付けて、以前から気になっていた、パリの古くからある街のカフェの棚の上で良く見掛ける”ヴィンテージカフェ用計量カップセット”です。今回、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店で、格安で買い付けることが出来ました。はっきりとは何語かわかりませんが「PELTRATO95」、日本語では「ピューター(しろめ)」という素材が使われた http://ja.wikipedia.org/wiki/ピューター 、リキュール類を計量するカップです。本来は7つで一セットのようですので、おそらく向かって左から三番目の一個が、残念ながら欠損しているように思われます。長きに渡り使い込まれ、表面全体が酸化しており、何とも言えない良い雰囲気を醸し出しております。皆さんは、パリのカフェでこのような計量カップセット、見掛けられたことございますか?個人的には、近所の庶民的カフェではまだまだ現役で使われているようで、綺麗に並べられている光景を、良く見掛けます。
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写真があまり良くなくて、大変申し訳無いのですが、以前にも「パリ蚤の市便り-2020/フランスJUMO社製アイリーン・グレイデスクライト緑銀03」「パリのアンティーク市にて-86/アイリーン・グレーJUMO社1950年デスクライト黒金01」他、様々な色目のタイプを何度かご紹介させて頂いたことがあります”アイリーン・グレイJUMO社1950年デスクライト黒金”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店で見掛けたモノです。今更説明不要の、現在パリのポンピドーセンターでも展覧会が開催されている、女性デザイナーアイリーン・グレイの作品の一つです。かなり保存状態は良いようで、このまますぐにでも使えそうです。ル・コルビジェと共同作業をしたシャルロット・ペリアン女史デザインの、丸みのある女性的なデスクランプとは異なりに、アール・デコ様式の流れを汲む直線的で男性的な力強いフォルムに特徴があります。お値段は200€超えでした。皆さんは、Jielde社製ランプと同じ年代にデザインされたグレイのデスクライト、どのように思われますか?個人的には、どちらにもそれぞれの良さがあり、いつかは自分用にも手に入れてみたいと思っている照明器具の一つです。