パリ味のある逸品-45／インダストリアル系照明青08

2010年皆様は新しいデザイン提案出来ましたか。2011年はどんなデザインを創造して行きたいですか。今自分がもっとも気になっているデザインキーワード「インダストリアル系」''インダストリアル系照明スタンド''をご紹介して今年を締めくくりたいと思います。青の焼付け塗装と媚びない機能重視なカタチは、まさに「インダストリアル系」。昔のベスパやFIAT500のような雰囲気でしょうか。こんな、時代を越えて愛されるデザインを世に残していきたいものです。皆さんは、未来に受け継がれるデザインの要素は何だとお考えですか？

さて、 2010年夏から始めさせて頂いたフランスパリからのお便り。いつもお付き合い頂き、ありがとうございます。つれづれなるままに、日々気付いたデザインに関することを中心に、書き綴って参りました。2011年も此の地から、色々な情報を発信出来ればと思っております。今後共どうぞ宜しくお願い致します。私事ですが、明日から2,3日パリを離れて更に寒い北の田舎街に行ってきます。それでは皆様、良いお年を。

パリ味のある逸品-44／インダストリアル系照明茶07

2010年のデザイン界はいかがでしたか。2011年のデザイン界はどう変わっていくのでしょう。蚤の市は、いつ行っても変わらず様々な時代のデザインモノを見付けることが出来ます。ある程度の、はやり廃りはありますが、商品は絶えず流れています。現在旬の''インダストリアル系照明スタンド''をご紹介。茶の焼付け塗装とブリキのロボットのおもちゃのようなデザインがノスタルジーな感情を引き起こしてくれます。昔、自分達の祖父母の代ぐらいの人達が使っていたスタンドが思い出されます。こんな照明を持っていれば、デザイン界の重鎮達とも会話が弾むかもしれません。皆さんは、祖父や祖母が使っていたデザインモノ思い出すこと出来ますか？

パリ味のある逸品-43／インダストリアル系照明緑06

2010年最終日には2011年もデザイン界の明るい兆しを灯してくれるような''インダストリアル系照明スタンド''をご紹介していきます。緑の焼付け塗装と丸っこいぼてっとしたカタチがレトロな世界へ誘ってくれます。だいぶ年期も入っていて、錆びなのか埃なのか全体的に古びており、ちょっと前に倉庫から掘り出されて来たようなくたびれた感じがいい味になっています。時代を越えても現役で活躍出来るこんな照明があれば、今後も頑張れる気持ちになれそうです。皆さんは、来年のデザイン潮流どう予想されますか？

パリ蚤の市便り113／子供用アントチェア風白椅子01

二つの円を繋げて椅子の背板と座面一体型にしたような''子供アントチェア風白椅子''です。木の弾性を利用した座り心地は悪くなさそうです。シンプルで余計なパーツも無いので、子供向け椅子としては安全で、親も安心出来るデザインに収まっているのではないでしょうか。子供向けの家具デザインでは、安全性の確保が第一条件ですね。皆さんは、子供向け家具の安全第一のデザインアプローチは大切だと思われますか？

パリ蚤の市便り112／子供用肘掛け付き椅子01

クラッシックで伝統的なデザイン椅子のサイズダウン''子供用肘掛け椅子''です。一般的な見慣れた椅子もサイズが変わると見え方が変わって新鮮です。小さいけれど、ものすごくしっかり丁寧に作ってあります。座面はおそらく張り直したのだと思われますが、木染色のフレームは使い込まれ色が変色しており、それが良い味を醸し出しております。子供達がこの椅子に座ってご満悦な姿が目に浮かびます。皆さんは、子供の将来の為のデザイン活動何かされていますか？

パリ蚤の市便り111／子供用肘掛け付き籐椅子01

以前もこの項目で別のタイプをご紹介させて頂きましたが''子供用肘掛け付き籐椅子''です。模様のようなデザイン編み目が美しいのですが、クッションでもひかないと座り心地はあまり良さそうではありません。背中から肘掛けにかけての流れるようなラインもとても綺麗です。こんな椅子に座ることの出来る子供は幸せですね。皆さんは、子供向けの家具デザインは大切だとお考えですか？

パリ蚤の市便り110／デザイン黒寝椅子01

贅沢なゆったりとした寛ぎの時間を過ごすことが出来そうな''デザイン黒寝椅子''です。コルビジェやイームズの寝椅子も素敵ですが、無名のこんな寝椅子もいかがでしょうか。枕のようなヘッド／レッグレストとシート張り、肘掛け用テープに鏡面のフレームと単純な作りですが、見た目に体を包み込んでくれそうな安心感があります。皆さんは、寝椅子のある生活されていますか、それとも憧れですか？

パリ蚤の市便り109／赤革黒フレーム椅子01

写真を撮っているそばから売れてしまった''赤革黒フレーム椅子''。状態も新品同様でこれだけ数が揃っていたので、パリにお店を持っていそうなアンティーク家具を扱う業者さんらしき人が一式購入。ワインレッドの革の質といい、黒の細めのフレームといい、シャープなデザインで格好良かったです。こういう掘り出し物は、早々に無くなってしまうものなんですね。金額の交渉と駆け引きは必要ですが、ほぼ即断即決が蚤の市の鉄則です。皆さんは、この鉄則を守らず蚤の市やフリーマーケット等で悔しい経験をしたことありますか？

パリ蚤の市便り108／茶シート貼り低椅子01

どんな用途で使われる椅子なのか、勉強不足ではっきりとはわかりませんが''茶シート貼り低椅子''です。地を這うような低い座面の位置からして狩猟用時の休憩用椅子なのか、そんな雰囲気です。木フレームのR曲線のラインがとても綺麗で惚れ惚れしてしまいました。カタチが美しいモノは本当に見飽きませんね。飾っておいても絵になりそうです。皆さんは、飾っておきたいデザインモノ何かお持ちですか？

パリ蚤の市便り107／肘掛け椅子アメ色木革01

素材の木と革が年月を経て良い色味が出て、クラッシックなデザインの雰囲気を更に上質なものにしている''肘掛け椅子''です。曲線を多用したフレームには、この椅子を作った職人の確かな技術力が見て取れます。ちゃんと確認はしませんでしたが、おそらく座面が回転するのでしょう。ただ置いてあるだけでも、凛とした表情を見せており、とても格好良いです。皆さんは、クラッシックな家具はどう思われますか？