オブジェからアイディア-18／デザインモノ入れレコード盤01

近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店で売られている”デザインモノ入れレコード盤”は、LPサイズの古いレコード盤に熱を加えてプレス加工を施したモノだと思われます。アナログレコードコレクターの反応は「面白い」と思う人と「勿体無い」と思う人の両極端だと思われます。蚤の市や古道具屋でも良く見掛けるレコード盤ですが、音楽もデジタル化され、現在は主流ではなくなったモノの再利用という点では、良いアイディアだと思います。「音」から「物」に姿を変えて残っていくのだと思います。お値段は一つで8€、三つで20€とのことでした。皆さんは、アナログ版のレコード、現在も所有されておりますか？個人的には、実家に戻ると、昔お小遣いを貯めて購入したレコード盤が、今でも大切に保管されております。

ぱりの店どころ-002／BONTON（ボントン）01

皆様は、既に”BONTON（ボントン）”をご存知ですか。パリの子供服事情を一変させた、フランス発人気の子供服ブランドです。2001年5月、グルネル通りに最初のブティックをオープンしてから、その快進撃が始まります。当時フランスの子供服と言えばコンサバな「ボンポワン」という中で、可愛いらしい色目だけではなく、日常的な素材とデザインで、一躍人気のブランドになります。その後、家具やオブジェを扱う2007年6月「ボントン・バザール」新生児向け2007年8月「ボントン・ベベ」2009年9月には新しいライン「パピヨン」を次々とオープンしていきます。そして、2010年2月には満を持して、パリで人気のセレクトショップMerci（メルシーショップ）のすぐ近くに、3フロアからなる新しい総合コンセプトショップが開店したのです。最初のブティックよりはるかに広いスペースは、地下にボントン・バザール、奥には読書コーナーも併設されております。二階には子供服を年齢ごとに見やすく配置しております。一階には、パピヨンを展開、奥には予約制の子供用ヘアサロンを設置されております。店内ディスプレー、雑貨の提案にはアイディア満載で、子供だけではなく大人も十分に楽しめる空間に仕上げられております。元々あったと思われるクラシカルな内装がそのまま生かされており、お洒落なパリの友人宅にいるような雰囲気も味わえます。そんな中、日本からの観光客にとってもうれしい、お土産にも最適な商品が数多く揃えられております。Merci（メルシーショップ）とセットで是非一度脚を運んでみて下さい。http://www.bonton.fr/cms/index/index/zonepricing/FR/# 住所 Bonton Fille du Calvaire　5, bld des Filles du Calvaire, 75003 PARIS　電話 0142723469 （ブティック）0142729979（子供用ヘアサロン）営業時間 10時～19時 日曜定休

パリモード一点モノ-219／MQPグレー二色使いライダース01

以前「パリモード一点モノ-216／HeinGerickeドイツ製グレー白ライダース01」「パリモード一点モノ31-1～4／無名ライダース黒赤コンビ01-1～4」でご紹介させて頂いたモノと、多少デザインの似た''MQPグレー二色使いライダース''は、おそらくドイツ製のモノだと思われます。こちらも、良く行くマレの古着屋で、だいぶ前に買い付けたモノです。保存状態は悪くなく、まだまだ現役で十分に使えるコンディションです。本格的なバイク乗り用らしく革も分厚く質も良く、機能面も凝っております。またまた注目すべき点は、中に着るモノのボリュームによって、前合わせの位置を調整出来るよう、二本のジッパーラインが施されている、ダブルトラックタイプだというところです。首周りには、スナップ式のストラップ付きで、風の侵入を防ぐことが出来るようになっております。ポケットも、両脇に左右対称で取り付けられており、左腕の小銭入れ用ポケットも使いやすそうです。ライトグレー色の肩パッド意匠、アコーディオンがアクセントになっており、スポーティーで格好良い印象です。ベース色の濃いグレーとのカラーバランスも悪くないです。皆さんは、濃淡のあるグレー二色コンビがお洒落なこんなライダース如何がですか？個人的には、二色使いのライダースを、ヘルメットを片手に持ったバイク乗りのパリジャン達が、上手く着こなしているのを見るに付けて、日本の皆様にも是非試してもらいたいと思いました。

パリ蚤の市便り-1840／デザイン椅子赤合皮黄ラインクロームメッキスチールフレーム01

パターン生地のカーテンを背景に、「YSL」の赤スチール製ロゴサインと一緒に並べられた、鮮やかな色目で目立っていた”デザイン椅子赤合皮クロームメッキスチールフレーム”は、独特で個性的な素材使いがユニークです。黄色のラインで縁取りされた、オレンジに近い赤色合皮に包まれた座面と背当ては、クッションも利いて座り心地も良さそうです。クロームメッキ仕上げのスチールパイプ製フレームと、フォルムが面白い四本脚とのバランスも悪くはないです。ほぼ新品なのか、保存状態も良いです。二脚揃っているところもポイント高いです。お値段はセットで200€超えでした。皆さんは、色目もデザインも特徴のあるこんな椅子セット、どのように思われますか？個人的には、好きな人は好きだと思われる、キッチュなデザイン家具と合わせて、ポップなインテリア空間作りのアクセントになりそうだと思いました。

パリ蚤の市便り-1839／デザイン椅子緑合皮白スチールベース01

レトロ感溢れる雰囲気とフォルムが素敵な印象の”デザイン椅子緑合皮白スチールベース”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店で見掛けました。ミッドセンチュリー期デザインの流れを汲むモノでしょうか。渋い色目の緑合皮素材に包まれた背当てと座面が一体型のシートは、緩やかなカーブラインも美しく、クッションも利いて座り心地も良さそうです。フレームから繋がる、白スチール製ラッパ型ベースとのデザイン・カラーバランスも悪くはないです。三脚揃っているところも使い勝手良さそうです。保存状態も悪くはなく、このまますぐにでも使えるコンディションです。お値段はセットで500€近くでした。皆さんは、デザインも座り心地も良いこんな椅子、どのようにコーディネートしてみたいですか？個人的には、ミッドセンチュリー系家具を合わせて揃え、デザイン系カフェやサロン向けの椅子として使っても良さそうだと思いました。

パリ味のある逸品-463／レトロスツール合皮グレースチールフレーム01

前回ご紹介させて頂いたモノを扱っていた、同じお店に並べられていた”レトロスツール合皮グレースチールフレーム”は、独特で個性溢れるデザインです。自転車やバイクのシートのような座面のカタチに特徴があります。渋い色目の合皮素材張りですが、かなり使い込まれており、表面には傷みが見受けられ、張り替えが必要です。丸パイプを加工した、四つ又ベースにも、全体的に錆が浮いております。一手間掛けて錆を落とし、スチール剥き出し加工を施してあげれば、更に良くなりそうな雰囲気があります。お値段は50€近くでした。皆さんは、ユニークなフォルムを持ったこんなスツール、どのように思われますか？個人的には、レストアする手間を惜しまなければ、なかなか出て来ない面白い逸品だと思いました。

パリ蚤の市便り-1838／レトロ椅子合皮緑・生地張り座面背当て黄スチールフレーム01

以前にも何度かご紹介させて頂いております、厚みのあるクッションの利いた座面に特徴がある”レトロ椅子合皮緑・生地張り座面背当て黄スチールフレーム”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店で並べて売られておりました。この手の椅子の特徴でもある、ボテッとしたフォルムには愛嬌があります。二脚ともほぼ同じデザインで、サイズと張り地が異なっております。合皮張りが一般的なので、生地張りは珍しいと思われます。ただ、今回のモノはかなり使い込まれており傷みが見られ、張り替えが必要かもしれません。背当てのカタチも初めて見掛けるタイプです。座面の高さを調整出来る、レバー式アジャスター機能付きです。錆が浮いておりますが、丸パイプを加工した、四つ又ベースとのデザインバランスも絶妙です。お値段はそれぞれ100€切っておりました。皆さんは、色目も渋くレトロ感溢れるこんな椅子、コレクション用に如何ですか？個人的には、以前から気になっている椅子の一つなので、いつか余裕がある時に手に入れたいと思っております。

パリ蚤の市便り-1837／デザインデスクライト金メッキ01

バンカーライト風のデザインですが、高級感溢れる雰囲気が素敵な”デザインデスクライト金メッキ”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、また別の業者さんのお店で見掛けました。シンプルなフォルムのランプシェード、造形的な円形ベースとフレーム形状が独特で、コンパクトなサイズながらも存在感があります。装飾的なディティールも凝っております。全身金メッキという点も、クラス感を醸し出しています。パーツや装飾に、金メッキの施された、様式美のある家具を合わせて揃え、コーディネートしてみたいところです。お値段は100€近くでした。皆さんは、置いてあるだけでもゴージャスな印象のあるこんなデスクライト、どのように思われますか？個人的には、高級ホテルの室内灯として、ベッドサイド等に置いてあれば良さそうだと思いました。

パリ蚤の市便り-1836／デザインデスクランプ黒スチールフレキシブルフレーム01

インダストリアル系の雰囲気もあって格好良い”デザインデスクランプ黒スチールフレキシブルフレーム”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店で見掛けました。自由に光源位置を設定出来る、フレキシブルフレームが使い勝手良さそうです。大きめなサイズの、独特で個性的なフォルムを持ったランプシェードに対し、コンパクトなスチール製の造形的な円形ベースが、面白いバランスです。色目も、落ち着いた艶消しの黒が渋い印象で、どんなインテリアにも合わせやすそうです。一緒に揃えられた木のローテーブルのような、使い込まれて表情のある木製デスクを合わせて揃え、コーディネートしてみたいところです。ヴィンテージタイプライターとの相性も抜群です。お値段は100€切っておりました。皆さんは、置いてあるだけでも存在感のあるこんなデスクランプ、ご自宅用の照明器具の一つとして如何がですか？個人的には、インダストリアル系家具は勿論、黒のデザイン系家具とも、相性が良さそうだと思いました。

パリ蚤の市便り-1835／ヴィンテージ48番地表示鋳造製01

自分の現在住んでいるアパートの「番地」でもあり特に気になった”ヴィンテージ48番地表示鋳造製”は、近所の蚤の市ヴァンヴ内の、ある業者さんのお店で見掛けました。文字デザインも何とも言えない味があり、重厚感があるしっかりとした鋳造製の素材使いにも独特な雰囲気があります。おそらく、どこかの通りの「48番地」に取り付けられていたのだと思われますが、何かの機会に変更されてしまったのでしょうか。蚤の市でもたまに「番地表示」のプレートは見付かりますが、今回のような脚付きの数字のみのタイプは珍しいように思いました。お値段はセットで15€とのことでした。皆さんは、デザインと素材使いに特徴あるこんな番地表示、どのように思われますか？個人的には、すごく素敵な趣を醸し出していたので、購入をさんざん迷ったのですが、最終的には使い道を思い付かず断念致しました。