こわれかけのカセット

日々日常で目にするおもしろ~いを紹介していこうと思ったけど、結局なんでもアリなんです。

フランス便り(番外編ロンドン)-244/Le Dimanche 19 Février 2017 Euro Star Retour à Paris

2017-03-10 17:55:27 | フランス便り(番外編ロンドン)
”Le Dimanche 19 Février 2017 Euro Star Retour à Paris”
長かったような短かったような九日間のロンドン滞在を経て、パリへ戻る列車にギリギリ乗り込む。隣り席の若いフランス人カップルと小さな男の子。この子の体調が悪いらしく食べては戻すという負のサイクルを繰り返し、お手洗いと席を何度も往復し落ち着かない。周囲のカップルやお客達も苦笑いするしかない。自分達にもこんな時期があったのかと微笑ましく見つつも、あまりのドタバタ劇を目の当たりにして、今回の旅を振り返るような優雅な気持ちにはなれない。暫くお騒がせの三人が席を離れ、落ち着いた静かな時間が流れる頃には、パリ到着を知らせるアナウンスが告げられる。旅の終わりはあっけなくやって来てしまった。次回はいつロンドンへ行けるだろうかなどと早くも夢膨らませつつ、まだ訪れていないヨーロッパの各国へも思いを馳せながらも、翌日からの仕事の段取りを考える。また忙しい日常の始まりである。

 長きに渡る「ロンドン滞在記」にお付き合い下さりありがとうございます。今回は何故か「しっかりと記録に残しておきたい」という気になり写真日記形式で旅を振り返ってみました。皆様のロンドン旅行への参考や旅のきっかけにして頂ければ幸いです。

 また本日からは両親がパリに一週間滞在し、途中フランス地方都市にも足を延ばす予定ですので、また改めて旅の詳細をご紹介させて頂ければと思います。

 今後共どうぞ宜しくお願い致します。

 パリ担当者

フランス便り(番外編ロンドン)-243/Le Dimanche 19 Février 2017 Restaurant Indian

2017-03-10 17:52:21 | フランス便り(番外編ロンドン)
”Le Dimanche 19 Février 2017 Restaurant Indian”何の情報も無く勘を頼りに、駅から少し離れた大通り沿いに三軒のインド料理屋を見付け、トリップアドバイザーの評価に従いその内の一軒を選ぶ。まずは喉も乾いたのでギネスを注文し、ロンドン最後の食事をスタート。前菜として供されたのはおそらく「パーパド」と呼ばれる極薄のクラッカーのような食べ物。トッピングが四種類ありどれをのせて食べても美味しい。特に辛い「チャツネ」のようなものが気に入る。 https://ja.wikipedia.org/wiki/パーパド メインにはスパイシーナンと羊肉の入ったこれまたスパイシーなタンドリーを注文。辛いものも好きな自分も満足のゆく味付けである。食事途中、預けた荷物引き取り時間が迫るというハプニングも何とか乗り越え、出された品も完食しお腹いっぱいになる。多くの新しい発見のあったロンドン滞在もこれをもって終了。締めくくりにふさわしい食事にも満足しつつ帰りのユーロスターが待つセント・パンクラス駅へと向う。


フランス便り(番外編ロンドン)-242/Le Dimanche 19 Février 2017 British Library

2017-03-10 17:26:42 | フランス便り(番外編ロンドン)
”Le Dimanche 19 Février 2017 British Library”本好きの家族に伴って訪れたた先は「ブリティッシュ・ライブラリー/大英図書館」 https://ja.wikipedia.org/…/大英図…//ja.wikipedia.org/wiki/大英図書館 である。世界最大級の1億5000万点以上もの資料を所蔵する、世界で最も重要な研究図書館であり、世界的な図書館の一つだそうである。中身は勿論のこと、外観や自然光溢れる内部空間も負けず劣らず素晴らしい。設計は故コリン・セントジョン・ウィルソン卿。 http://www.japanjournals.com/…/ho…/2565-british-library.html 海軍関連の設計に長く従事したということであり、全貌は見ることは出来なかったが船を思わせる建築らしい。併設されたショップにて買い物を済ませ、昼時も過ぎたのでロンドンに来ながら、まだ食べていなかったインド料理にありつける美味しそうなレストランを探しに外へ出る。









フランス便り(番外編ロンドン)-241/Le Dimanche 19 Février 2017 King's Cross & St.Pantcras

2017-03-10 17:16:44 | フランス便り(番外編ロンドン)
Le Dimanche 19 Février 2017 King's Cross & St.Pantcras”ロンドンからパリに戻る日、夕方のユーロスター乗車時刻まで時間があったので「セント・パンクラス」駅構内の荷物預かり所に大きなスーツケースを置いて身軽になってから、まず向った先はスタジオ見学後もハリー・ポッター繋がりで「キングス・クロス」駅構内の「9 3/4」ホームである。変わらず人気の撮影スポットらしく、既にもの凄い数の行列が出来ており、どれだけ待たなければならないかわからないので早々に諦め、隣接するショップを物色するが何も購入せずにその場を離れ、次の目的地「ブリティッシュ・ライブラリー」ヘと歩いて移動する。






フランス便り(番外編ロンドン)-240/Le Samedi 18 Février 2017 Tate Modern (encore)

2017-03-08 13:37:48 | フランス便り(番外編ロンドン)
”Le Samedi 18 Février 2017 Tate Modern (encore)”前回は時間が無く見終わることの出来なかった「テート・モダン」を、週末開館時間延長日を利用して、美術館建築と展示作品をじっくりと時間を掛けて鑑賞する。途中、大学時代の恩師の作品や当時注目されていたアヴァカノヴィッチの作品を見付け懐かしく思い出される。今回初めて訪れた新生デザイン・ミュージアムもそうだが、今の建築の旬の流れなのか、力強い印象の外観に対し、新生テイト・モダンの内部空間も木材と白っぽいコンクリート素材の組み合わせが優しい表情を醸し出す。白と木の色目、日本の家屋にも通じる居心地の良さは、何時間でも滞在出来そうな気持ちになる。全ての作品と内部空間を満喫し、充実した内容の併設ショップにて物色するも、買い付けたランプが現在では重く負担に感じられ、追加で何かを購入する気持ちにもなれず、帰路へと歩みを進める。今回はミレニアム・ブリッジではない橋を利用しテムズ川を渡り、最寄り駅から地下鉄へ乗り込む。翌日のこの時間にはパリの自宅に戻っていることだろう。長かったようで短かったロンドン滞在も残すところあと僅か。















フランス便り(番外編ロンドン)-239/Le Samedi 18 Février 2017 GRAS LAMPE CAFE

2017-03-08 13:27:51 | フランス便り(番外編ロンドン)
”Le Samedi 18 Février 2017 GRAS LAMPE CAFE”地下鉄最寄り駅からテート・モダンに歩いて向かう途中に偶然通り掛かったお店の店内風景写真。カフェかレストランの様相だが、現行品のGRAS 341をデザインのポイントとして多用しており、独特な雰囲気を醸し出している。残念ながらこの日は営業しておらず、次回訪れてみたい場所として記憶に刻み込む。


フランス便り(番外編ロンドン)-238/Le Samedi 18 Février 2017 DLR

2017-03-08 13:18:27 | フランス便り(番外編ロンドン)
”Le Samedi 18 Février 2017 DLR”ロンドンの一般的な地下鉄とは車輛も停車駅の雰囲気も異なる「ディー・エル・アール」、途中地下鉄乗り換え時に降り立った駅構内も圧巻。光溢れる、ガラスを多用した空間はヨーロッパでは標準的だが、日照時間の少ない冬の季節には特に、自然採光の妙・陽の光を取入れる様々な工夫がこらされた建築に触れると、本当に良く考えられていると感心させられる。


フランス便り(番外編ロンドン)-237/Le Samedi 18 Février 2017 Greenwich Market

2017-03-07 09:23:12 | フランス便り(番外編ロンドン)
”Le Samedi 18 Février 2017 Greenwich Market”アフタヌーン・ティーとお土産探しに時間を掛けたい家族と一旦別行動を取り、週末マーケットに開催されている、ロンドン在住知人に紹介されながらも行くことが出来ていなかったアンティーク・ショップと古着屋もある「グリニッジ」へと足を延ばす。標準時間・グリニッジ天文台で有名な場所である。住所を頼りに幾つかのお店をのぞいてみる。それぞれこだわりの感じられる商品が多く、幾つか面白いモノも見付かりはするが、ここでも服関係はサイズと値段の問題で断念することに。しかしこの日はいつものようには終わらない。先日訪れたロンドン郊外のマーケットでは高値で手が出せず、デザイン・ミュージアムで展示されている姿を見て「やっぱり格好良い」と見直していたところ、あるお店に入った瞬間目に飛び込んで来た状態の良い一台、しかも手の届く金額でイギリスの名品ランプ「アングルポイズ」が展示されているではないか。何と言う好運、信じられない。ここまで来て良かったと、興奮を抑えきれない。努めて冷静に振る舞い入念にチェックを済ませ、特に気になる問題点も無く購入を決断する。ロンドン買い付け最終日にして初めての心地良い重さにうっとりする。イギリスらしい商品を持ち帰ることがが出来る幸福感に酔いしれながら、別行動していた家族と再び合流する為にマーケットの喧噪から離れ、行きと同じ「DLR」という路線に乗り込む。向かった先は前回途中までしか鑑賞出来なかった「テート・モダン」である。


フランス便り(番外編ロンドン)-236/Le Samedi 18 Février 2017 Fortunam & Mason

2017-03-07 09:17:57 | フランス便り(番外編ロンドン)
”Le Samedi 18 Février 2017 Fortunam & Mason”次に向かったのは「フォートナム・アンド・メイソン」こちらも歴史のある英国王室御用達の高級百貨店らしく、クラシックな外観・ハロッズに比べこじんまりとした規模の内部空間・捻りの利いたウィンドーディスプレイ・フォーマルな装いのきびきびと働く店員等全てにおいて高級感や高品質感が滲み出る。高級ブランドのプラダやティファニーのブランドカラーにも近いグリーンを基調にしたCIカラーには刷り込みの魔法が掛かっているのか、オリジナル商品のパッケージには、顧客が思わず手に取ってしまう吸引力がある。ティーサロンとレストランにワインバー、食を追求する場を店内空間へ大胆に配置し、店頭に並ぶこだわりの食材を居ながらにして味わえるという贅沢な一時を楽しむことも出来る。裏道には名だたる高級靴のお店が競い合うように存在感を放っていた。


フランス便り(番外編ロンドン)-235/Le Samedi 18 Février 2017 Harrods

2017-03-07 09:13:27 | フランス便り(番外編ロンドン)
”Le Samedi 18 Février 2017 Harrods”世界的にも言わずと知られたイギリス国内一の百貨店「ハロッズ」は、レンガ色のシックな外観・独特な装飾が施された内部空間・広大な敷地内に膨大な数の専門店と商材ごとにフロアー分けされた売り場構成・延々と続くウィンドーディスプレイ・ドレスコードも要求される店員の対応等、全てにおいて格式も高く素晴らしい内容に圧倒される。フランス・パリの百貨店では老舗高級デパートのボン・マルシェと肩を並べるレベルだろうかと、勝手に比較してみるも国も違うし規模も異なる、それぞれに積み重ね上げられてきた独自の歴史と変革があり単純に比べることなどは到底出来ない。あまりにもナンセンスなことのように思い反省する。