RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

溺れつくせるものは極上の褐色の香気ある羽音色

2009-03-10 15:54:54 | 超おすすめ

(狭いながらも狭い我が家で・・・何?)

夕べ
溺れ溜めでお風呂に入りながら
出る鼻歌は何故かムーンリバー
最近これが定番になりました
何ゆえこの歌が口をついて出るのか!?
しかも
ムーンリバー る~るるるる~
ムーンリバー る~るるるる~

馬鹿のひとつ覚え状態

お湯が冷えた体を包んでゆくのを待つのでした

あなたは夢をみさせてくれる
あなたは想いをつのらせてくれる
あなたのゆくところなら
どこへでもついていくわ
ふたりで世界中を漂いながら
同じ虹を追いかけて・・・。

とか?なんとかっていう
内容の歌詞だった
確か
ふん!
ティファニーで朝食 食ってる場合かい???

でも
ムーンリバーってなに?
月の川?
星の川ならば天の川だけど
月の川は 
なんか
クレーターの合間を縫って走る
水のない白い川を想い浮かべちまう
ああ のどか乾く
たまに風呂おけにつかると これさ
どれさ?
月の川で喉が渇いて
冷たい甘いコーヒーが飲みたくなる

これは
風呂屋コーヒー牛乳現象??
だな
自宅風呂だけど・・・。
あ で
フルーツ牛乳だと甘すぎる気がするね?
フルーツ牛乳と普通の牛乳を半半に割って
甘さを押さえて飲みたい
マイルドフルーツ牛乳
月の川には
できればマイルドフルーツ牛乳が流れて
白い護岸にクリーム色の水
だから
月はいつもマイルドイエロー
最近フルーツ牛乳って 
みかけないけど
懐かしさがあるのよ
小さい頃よく飲んだもの

コーヒー牛乳は そのままがいい
甘いけど
コーヒーの香りを残さにゃだめだもの
コーヒーは香りが命
香りを楽しむ飲み物
香りを飲むと言ってもいい

前に読んだ
辺見庸の「もの食う人びと」の中に
麗しのコーヒー・ロードって章
あったんだよ

ギベ川を渡りカファ州に入る、茶色の激流が渦巻いていた

って一文に
コーヒーの流れる川を思い浮かべた
エチオピアのカファ州はコーヒー発祥の地

ふぞろいの豆を欠けた土器で炒って
煙が出始めたらその香りを客に嗅がす
なんという香ばしさ 

と筆者がかいていた
あれはモカだった
モカの香り
モカって港 なんだったっけ?
たしかこのモカ港から
イスタンブールへ渡ったんだよね

イギリスやヨーロッパへ広まる

カファ州の人は 朝 昼 晩
3杯づつ計9杯は毎日コーヒーを飲む
とあった
喫茶店では塩コーヒーなるものも登場
コーヒーには塩味がよく合う
砂糖のようにコーヒーそのものの香りを消すことがない

これを読んでそうなんだ!
と思ったね
そのときは
でも試さなかったのよ塩コーヒーを
でさっき
3時のコーヒー淹れて男鹿半島の荒塩を一振り
いれてみた訳よ
そしたらこれはなんと
結構いけまする
砂糖より塩だね うん
塩は万能だ
ほんと塩がなくなると人は生きていけん
塩は富みを生み
塩で戦争が起きたのもうなずける


(誰がおかめだって言うのさ!)

話は戻るけど
コーヒーには活性?覚醒?効果があるし
アラビア語ではカフアっていうらしい
安眠むさぼるのを防いでくれる
なかなかの飲み物
だけどでも
コーヒーは飲み物というより
豆スープなんだな 
私的には
だってなぜか空腹で飲むと
お腹一杯になるし
おやつが要らない
食べ物と一緒に飲むときは
出来ればお茶がいい
だから
朝はパンには紅茶を飲みます

コーヒーは喉を潤す為のもんじゃない
って気がする
絶対する!

コーヒー豆は今は南米産のものが多い
南米産コーヒーに似合う音楽は
やっぱりタンゴ
今日のヘッドグランドミユージックは
アルゼンチンハーモニカの奏者
Hugo Diaz ウーゴ ディアス 
のアルバムその名も「Tangos」

ありえないほどの
痺れる演奏と息づかい
です
風呂でなくても 部屋でも十分
溺れる 溺れつくせる!
特に
この中でも好きな曲
「Guitarra  mia」(ギターよ、我がギター)

アルバムの曲はタンゴって名前から察するとおり
カルロス・ガルデル作曲のフォルクローレ
アルゼンチン人の魂の響き
まさに香気ある音色
褐色の音色
この音色は良質の羽毛布団

異国の晴れ渡る空に連れて行ってくれる

どこへでもついていくわ
あなたのいくところなら
ムーンリバー るるるるる~
そこへ戻るのね

ある程度の年齢になってから
聞くべき音かも
まあそんな感じの 極上さ よ

クリオジャ(アルゼンチン人)のギターの響きが
何ゆえ
ハーモニカで甦るのか
聞いて見なきゃわからんのさ
兎に角
いい 圧倒的に


(風の通い路にあの鳥が南へ・・・って云う)





最新の画像もっと見る

コメントを投稿