RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

中高年の汗と涙は盆の上を回りボレロを踊る

2009-08-15 02:24:29 | せからしか

(うなだれてる場合じゃなかと!夏はまだ始まったばかり)

麻生首相の言葉
が新聞にあった

『子供に夢を、青年に希望を、高齢者には安心を』

というの
何故
青年から高齢者に飛んで
社会を支えている中高年が
そこにいないのか!?
と思うが・・・。
前後の発言が載っていなかったので
まあなんとも言えないが

しかし
なにをおいても
中高年をないがしろにしてはいけない!
でしょう?
日本の屋台骨は中高年が担い
中高年予備軍の青少年若人が
そのうち担う

ないがしろにされて
なきものにされよう?
とする
中高年を
もっと大切にする
マニフィストを所望いたします


(舵は回すだけじゃないと思うの)


だって
中高年の価値を下げてきたのは
政治家の責任でもあるからだ
中高年を大事にすることが
その次の世代を

その前の世代も
大切にすることにつながるからだ

私は信じて疑わない



(車輪の向こうは川だった一端停止)


そんなわけで椎茸
じゃなくて
しいたげられている中高年
自営業夫婦は
世の中お盆休みであるが
本日は
朝から
一日中暑い公園調査で
塩辛い汗を流して
歩き周り
計り周り
目が回り
いっそボレロを踊り
盆の上で果てれば
拍手も来るだろう
どうも
汗の種類が違うがなあ


できればこの夏の気温は
るるの体温よりも低い
34~5度を下回る日を沢山クダサイ

勾配計測機。2個
2メートルのポール1本
チェックシート
公園図面を挟んだ画板
首からさげたカメラ
ポケットにはでかい巻き尺
作業ズボンのぽっけにコンベックス
肩のぽっけに黒と赤のボールペン
背中のリッュクには
折り畳み傘やらその他もろへいや

出で立ちで公園をいったりきたり
トイレの中まで計測し写真を撮る
通報されたり
怪しまれないためには
管理者の御墨付き書を持って
調査員の腕章をさげる
兎も角
荷物が多いから
両手を空けるのが結構大変なのよ!



(渦巻きながら回る遠路の果てにあるのは広がる空)


でも良いこともあった
休憩中に
後ろのベンチにいた
中高年のおじさんが話しかけてきた
「なんの調査ですか?」
「えっ?と振り向いて・・・ええ」
「公園のバリアフリー整備の為の調査です
高齢者や身障者が公園を利用しやすく整備するんです」
と答えたら
「暑いのに大変ですねえ、そうやってがんばってくれてる
裏方の人たちがいるからねえ、うんじゃあね、ありがとう。」
とおじさんは去っていった
嬉しいじゃないの
誰にも言われたことないし
今まで
「ありがとう。」なんてさ
まあ
ただ質問に答えてくれて
ありがとう
って
ことだったかも知れんが
どっちでもいいんだ
興味をもってくれたことが
なんか嬉しいじゃない

それにしても
ひとつの公園だけなら気持ちも軽いが
今日の公園の
何倍かの広さの公園を
まだいくつも回る
ほんとに
まっこと信じられないのは
この頃の業務は
ひとつの業務なのに
現場が2つ、 5つ、
なんと7つ8つ

まるで設計屋苛めのごとくなのよ
業務数は一桁なのに
この夏の現場数はフタ桁なんである
アイデアル
しかしそこに 愛はない
短い時間で多くの作業場を回り
調査票をまとめたり
複数現場の設計図を描く
ってことだ
「神様一日72時間下さい!」
と自営業者はきっとみんな
思っていると
思うが

そんな落ちの無い話は
しないるるです
お家に帰って
汗だくの作業着を洗濯機に
ほうりこみ
洗う
今日最後の回し作業
しかし
ばかな女は
肩ポケットのボールペンを抜くのを
忘れたのだった
そして洗濯された
日本のいや二本のボールペン達よ
水風呂に浸かって
汗を流して
乾かしてあげただけ
なのよ
けっして
ないがしろにしたわけじゃあ
ありません

まだまだ働いてもらうから
描けなくなるまでかききってあげるから
今日はとりあえず
物干し竿にぶらさがって
普段味わうことの出来ない
蓑虫・・・じゃなくて
バカンスなハンモック気分

ゆっくり休んでくれ

おやすみuniball Signo



(涼しげな海風は橋の下をくぐってくるって知ってたかい?)


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