RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

環境アセスメントにつながるササラダニに感謝

2007-05-11 13:09:12 | こんなんどう?

(落ち葉の下の宇宙)

前回のブログのガス警報誤報騒動は結局
5回目だか6回目だかに、るるが配線を調べたほうが
いいんじゃないの?って思ったとおり
「配線の中の小さな豆粒大の部品の劣化が原因でしょう」

インターフォンの中のその部品を取り替えておじさんは言った
劣化すると梅雨時とか湿気の多い日とかに
間違って作動してしまうこともあるそうで

そんな簡単なことなら2回目くらいで気がついて
取り替えてくれればこんなに迷惑しなかったじゃないの?
いつも警備室から管理の不動産屋そしてガス会社に大家?
結局たらいまわしで解決しなかったのは何故よって思う
小さな金属疲労が生んだミステリーもこれで解決?
ならありがたいけど、また起こったらそれこそミステリーだね
ちんちんこばかまじゃなくてちょっと残念

でも、そういう小さな普段目に見えない部品やなんかが
重要な役目を担っているってことは普段は誰も気に留めない
大事故が起こる前に自分の周りの部品たちのことを保守点検しましょう

小さな目に見えないものが役に立っているといえば
ササラダニっていうダニの話を昔何かで読んだけど
ササラダニ類のダニだけで何百種以上あるらしく
こういうダニたちを40年間で450種名前をつけてきた人がいる。

森の落ち葉の下に住む害も益もないダニを分類して
朝から晩まで森の中を5~10メートル四方はいつくばり
様々な林床堆積物をつまみとり「拾い取り法」という方法で
ダニと土壌と植生の研究をして「土壌動物学」って814ページ
ある本を5年かって一人で仕上げた青木淳一って学者さん
このダニの種がどのように土壌に組成しているかで環境を
診断する方法を開発した、ササラダニの種類によって
評価点数1~5をつけて、5点の種が沢山いる土壌は
環境の劣化に最も弱いっていう風にね

今では環境アセスメント(環境診断法)の大事な一つである
ササラダニが自然にどれだけ近い状態であるかに敏感なおかげで
環境破壊に鈍感な人間のために役立っているんだよ
アリやワラジムシなんかもね

落ち葉の下の大気圏と土壌圏の間の非常にデリケートな場所に
非常に自然破壊に敏感な小さな種が住んでいることも
ちょっと心に留めとこうって思った、るるでした。








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