RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

雨の放生会と天国の階段に鉛の飛行船

2007-09-17 02:37:24 | もうよういわんわ

(しょうがあるのに雨降るほうじょうや)

土曜日のことである
夕方、自転車男と駅前スーパーで
買い出しをして外に出ようとしたら
雨が降っていた
さっきは晴れてたやん
と空を仰ぎ、冷凍物を買ってなければ
しばらく様子みて、止むか、小降りになるのを
待つのだけれど、しゃーないいつもの事よ
雨男と一緒だからね
るるの鞄から折り畳み傘を出し
二人で一本の傘に入って小走りにて家路に
しかし荷物も服もびしょ濡れで
頭の天辺だけが濡れなかった
ほんましょうがないなあ。

そして日曜、娘が起きて来て
『今日友達と放生会行って来る、浴衣何処にあると?』
と言うので
『放生会?私も行きたい!』
とるる
『行ったら…いいやん別々で』
『ぁあ…イコカナうん行こうっと
『なら僕も行く
と自転車男は言った。
と・・・なると~雨が・・・心配じゃ

思ったその瞬間、雨はぱらぱら降り出した
『降り出した?』
『様子みよう・・・。』
そして夕方、止んでる?小降り?まあいい
初志貫徹
よし行くべ~と、外に出てエレベーターで一階へ
ホールから外へ出ようとして
「わお~今小降りやったとに、大降りじゃあ
「一緒だといつも雨に降られるよね」
とるる
『6月生まれやからね。』
と自転車男
『ああ~なるほど~ナルホド~て!納得しませんて』
で5~10分ほど小降りになるのを待つ雨夫婦だった


(トルコはドネルサンド台湾屋台は椅子とテーブルがすごか


その後、無事筥崎宮に着いたのだが
雨は降ったり小雨になったり降ったり・・・。
まあ6月生まれやしね

『放生会(ほうじょうや)というのは
『万物の生命をいつくしみ、殺生を戒める』神事。
八幡信仰の広まりで各地八幡宮で催されるようになったが
筥崎宮の放生会については京都・建仁寺の記録の中に
『延喜19年(919年)筥崎放生始』とある。
今から千年以上も前から行われていたことは、
この地がいかに古くから開けていたかがわかる』
とパンフにあったよ
13日には世阿弥が創作した能『箱崎』が奉納。
箱崎は筥(箱)崎宮を訪れた平安時代の歌人、壬生忠岑の前に
神功皇后の神霊が現れ、三巻の巻き物を見せ『天女の舞』を舞う
という物語で筥松の下に戒(かい)・定(じょう)・慧(え)の
経巻を埋めたという社伝を題材にした作品だそうです。

それはさておき
能より露店夜店が好物のるるですから
端から端マデ露店チェックしながら見て回り
名物の新生姜を一束仕入れ、射的を一回だけこころみました
しかも的に当たっても台から落ちないと賞品はもらえぬ
厳しい掟のなか、コルクの玉七発中二発が命中、見事落下させ
よっちゃんイカとぶどうぐみをゲット致しました
さすが夜店王
まあ雨降る中、Gパンの裾を水溜まりで濡らしつつも
生姜と射的のみで満足して帰路に着いた
地味な夜店王ではあるけれど。


(天国の階段から鉛の飛行船に乗り換えて豊饒の海へ戻る亀たちよ)


「ほうじょう」と言う言葉の響きは心地良い響き
秋の実りの豊穣や大地や海の豊饒とも通じるから
千年万年と続いてくれることを今年も祈りつつ

ついでにレッド・ツェッペリン(鉛の飛行船)
が19年ぶり
祝再結成11月16日に。
ロンドン一回のみコンサートで演奏されるであろう
名曲『天国の階段』(韓国ドラマでなくブリティッシュロックね)

夜店の亀釣りの亀とカニ釣りのカニと
ひよこ釣りのひよこ
金魚と熱帯魚すくいの魚たちとうなぎたちとに捧げよう~
放生会で殺生するなよ、生きて育ってくれ
では良い子の皆さん・・・おやすみなさい。
m(_ _)m