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蘖。
難しい漢字。
これをすぐ「ひこばえ」と読める人は、なかなかのモノですゾ。
ひこばえは、樹木の切り株や根元から生えた若芽のこと。
妻の実家の敷地には、大きくなりすぎた樹木が何本もあった。
シュロ、ウラジロカシ、カキ、ヒノキ、キンモクセイ…等々。
普段新潟にいると埼玉の樹木まで管理できないので、1年半ほど前に、地元の造園会社に切ってもらった。
その数や20数本。
うっそうとしていた家の周りが、だいぶすっきりした。
しかし、木はたくましい。
ほとんどの木が、切り株からひこばえを出し、またもう一度大きく育とうとしているのだ。
だが、管理する側としては、そのひこばえを刈り取らなくてはいけない。
ゴメンと思いつつ、刈り取る。
それでも、木はたくましい。
何度刈り取っても、新しいひこばえを出し、大きくなろうとする。
切り倒されても、刈り取られても、次代へ生き延びようとする。
その姿に心から感心するしだいだ。
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