ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

「6ポイントマッチ」のはずがドローで、さらに厳しく ~ホーム京都戦~

2020-08-19 22:04:24 | アルビレックス新潟
サッカーJ2リーグ第13節、新潟はホームで京都戦。
「6ポイントマッチ」とはよく言ったもの。
順位が近い対戦相手だと、勝って勝ち点3をあげるのと負けてしまうのでは、相手と6点の差が生じる。
そんなことはいつもそうなのだが、互いにJ1昇格を目指す新潟・京都両チームにとって、今回の試合は、6ポイントマッチ。
8位の新潟と1ポイント差で6位の京都との対戦。
ホーム新潟が中3日、アウエー京都は中2日。
新潟としては、この1日分とホーム戦のアドバンテージを生かし、勝利したいところだ。

2時間前に発表される先発メンバーを見て驚いたのは、京都のメンバー。
攻撃では、得点源のピーターウタカをはじめ、ジュニーニョ、野田、守備ではヨルディバイス、庄司らが、いずれも控えに回っていたのだ。
疲れも考え、前半は主力を休ませ、後半勝負に出るという作戦が見えた。

対する新潟は、体調不良から前節途中で交代退場した舞行龍が先発。
攻撃の布陣は、前々節警告退場となった本間至恩が、先発から出場。
2トップもシルビーニョと渡邉新太と、慣れた顔ぶれ。
前半に得点を重ねないと、暑い日の試合は後半に苦しくなる。
まして、後半勝負の作戦の京都が相手だから…。

試合が始まると、たしかにボール保持率は新潟の方が高いのだが、主力ではない選手が多く出場している京都の方が、攻守のメリハリの利いた戦いをしていた。
感じるのは、選手の連動である。
どういうサッカーをするのかをよく理解し、個々の選手がよく動いている、というイメージだった。
それに比べて、新潟の選手たちは、パスのためにパスを回しているという感じ。
動き出す選手が少なく、パスに怖さがない。
このままだとズルズルいくな…。
前半、0-0のまま試合が進んだ。

案の定、不安が的中する。
41分、守りから攻撃に転じた京都のシュート。
GK小島がはじいたが、そのボールを蹴り込まれ、先制を許してしまった。

後半、相手が疲れたのか、監督の檄が効いたのか、新潟がほとんど一方的にボールを支配した。
後半6分、本間至恩からの浮き球のパスを受けた渡邉新太が、同点ゴールを決めた。
さあ、これから逆転だ、と期待した。

しかし、チャンスはそれなりに多く作ったが、とにかくフィニッシュが決まらない。
体力を消耗しながら、時間がどんどん過ぎて行ってしまった。
京都の主力選手の投入が遅かったせいもあってか、勝ち越されることもなく、そのまま試合終了。
「6ポイントゲーム」は、1-1の引き分けに終わった。
主力の負担をかなり減らして起用した京都に勝てず、その差は変わらないうえ、他チームがどんどん上がっていく。

新潟がもたもたしている間に、北九州が今日も大宮を下して、7連勝で2位。
長崎も、きちんと勝って、首位をキープ。
2チームとの勝ち点差は、首位と10、2位と9も開いてしまった。
ここに追いつくのは容易ではなくなってしまった。
42試合中まだ13試合しか終わっていないとはいえ、中位の成績では苦しい。
勝ちを拾って連勝していかないと、厳しいなあ…。

次も中3日というすぐの試合。
日曜日にホームで琉球戦。
ひとふんばりしてもらいたいところだ。

VAMOS NIIGATA !
コメント
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