私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

和牛ステーキ

2010-05-19 | 1食べる
昨夜の我が家の晩ご飯は和牛ステーキだった。

近所のスーパーには、時折霜降りのいい感じの和牛ステーキ肉が手ごろな値段で並ぶのだが、昨夕もそうだった。

家のフライパンで、ごくごく普通に焼いて食べる。
柔らかい肉質の美味しいステーキだった。
多分、口蹄疫の影響で、食肉の流通にも影響が出始めているのだろうと思いつつ、美味しくいただいた。

頂いたのち、漸くちらほらと報じられ始めた口蹄疫のニュースをテレビやネットでチェックする。

酷い。

いくらパッとしなくても、国は国民の利益を守る為に動いてくれるものだと思っていたのだが、結局、何も期待してはいけないのだ。

政治主導とかで、偏差値の高いソツない対応を知る御役人たちは動きを封じられている。

御奉行が御留守で指示が無いと動けないという訳だ。

指揮官が鈍感だと、いくらソツなく危機対応してきた部隊もただの集団。
陣営を組んでも、もう勝敗は決している。

危機対応は崩壊。
間違いなく「時の盗人」がはびこっている状況だ。
信じがたい対応ばかり目にする、耳にする。

モーレツに腹が立ってきた。

「まつりごと」はつまるところ金の使い方だと思うのだが、納税した国民の為にではなく、大借金を抱えながら友だ愛だと外国の方々に献上なさったり、鳩に餌をやるように無闇にばらまいていたのでは、霧は深くなるばかり。

何故?
どうしてこんなことに成ったのか。
私の納めた税金は、私の意に反することなく使って頂きたいという願いは、およそ聞き届けられず、理解しがたい感覚の持ち主達によって深い闇に吸い込まれてゆく。

何年か前に創設された「ふるさと納税」。
「こうして使って下さい」と言って寄付すれば、まずその通りに使っていただける。

宮崎県に「ふるさと納税」をさせていただこう。

http://www.pref.miyazaki.lg.jp/furusato/

血税が、きちんと危機に使われないのであれば「口蹄疫の危機に対応して」とはっきり明記して、直接危機ある地に納税しよう。

こんな政治状況の片棒を担いでしまった、私の哀しい一票の罪滅ぼしだ。
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