Kind of Good

私の好きなもの

マイフェアレディ

2016-05-30 23:20:33 | Weblog
映画館に3分前に飛び込んで、懐かしい「マイフェアレディ」を51年ぶりに観た。
結婚して初めて梅田で待ち合わせをしてロードショウを観た。
着て行った着物は覚えていたのに食いしん坊の私がどんな食事をしたのか覚えていない。
途中休憩もある3時間の映画であることも忘れていた。
ハッピーエンドで見終わってたぶん51年前も幸せな気分であったのだろう。
英語の発音も難しさがよくわかり、数多い有名な歌も少し英語のままで分かってうれしかった。
今一緒に見たらどんなに楽しかっただろうと少し悲しくなったけど。
案の定一人で外食ができなくて、それでもコーヒーショップに入りスコーンを食べて遅い昼食。
いつになったらおひとり様の食事ができるのやら。

連れ合いのハンカチの入った引き出しを初めて開けてきっちりと畳んだハンカチを見て、
アイロンをかけた時を思い出した。
いつのころからか私がアイロンをかけると隣できっちりと畳んでくれた。
それをまたきっちりアイロンで押さえて出来上がり。
十数枚のハンカチが並んでいるのが物悲しかった。
いつもくたびれてきたハンカチはコースターや豆ぞうきんにしていた。
もう使わない並んだハンカチはミシンをかけて片付けようか。

明日の一日は生きたくても生きられなかった人の分まで大切に過ごさなければ。
自分で自分を追い込んで忙しく過ごしているけど、「ちょっとゆっくりしたら」という声も聞こえてきそう。

今、新しい鍋つかみを作るのに夢中。
友達から見本を見せてもらって型紙を作り、日用品の雑貨で見つけてこんな作り方もあんな作り方もとアイデアが膨らむ。
帽子の型紙も友達からもらい作ってみようか。
ファスナーを使った小物入れもファスナーばっかり買いためているのでまた作ろうか。
ちょっと欲張りすぎかとつい夜更かしをして朝寝坊して・・・・。

ラー油できました

2016-05-28 20:40:41 | Weblog
ラー油のための材料を少しづつ買いためて、ホタテの貝柱が乾物屋さんもスーパーでも見当たらなくて
百貨店はびっくりするほど高くて延び延びになっていた。
干しエビ、するめ、シイタケ、焼き豚、新玉ねぎ、青森にんにくと国産、サラダ油にもこだわって、材料をそろえた。
干し貝柱は結局娘がパソコンで調べて取り寄せてくれた。
気合を入れて前の晩から乾物は冷蔵庫で戻し、すべてフードプロセッサーでみじん切りにしてゆっくり炒める。
香りが出て少し小麦色になったら火を止めて温度を下げてから鷹の爪と一味塩などで味を調え、すべて熱湯消毒した瓶に詰める。
朝から昼までかけて出来上がった。
孫が「ばあちゃんの具がゴロゴロしたラー油が食べたい」とリクエストしてくれてうれしくなって張り切って作り上げた。
濃い味のピリ辛のラー油が出来上がった。手間暇をかけた、手塩にかけたラー油楽しみにね。
おいしいラー油はやっぱり蒸し鶏にかけたり、皮もてづくりの水餃子、冷ややっこにほんの少し掛けても。

何とはなしにテレビを見ていたら料理も家事も追いかけられるといやだなと思うけど
追いかければ楽しいと言っておられるのを聞いてなるほどと思った。

サミットが終わりオバマ大統領が広島にこられた。
全く思いもしなかったけれどサミットがあることで高速道路も取り締まりがとても厳しく、
近江八幡に義妹と一緒に娘が車で連れて行ってくれる約束をしていたけれど、
雨も降りそうで急遽またの機会にすることにした。

わざわざ友達がテレビで近江八幡の番組のあることを知らせてくださった。
水郷やお堀端の景観もさることながら、名産の丁字麩も赤こんにゃくも、丁稚羊羹もすべて水が良いから出来るという。
湧き水のなんときれいなこと。
せっかく本を買い検索して、準備してくれたのにもう一度仕切り直しです。
テレビを見たおかげで一昨年行った時よりも深く見ることができそう。知らせてくれた友達に感謝感謝。

山椒の季節、みょうがの季節、しょうがの季節

2016-05-18 21:48:40 | Weblog
箱入りの山椒が店頭に並び、高知産和歌山産徳島産と緑のきれいな粒粒が一杯。
例年500g入りの山椒を買っていた。
去年はとてもそれどころではなかったけれどやはり今年は一年分の山椒を作り置きしたくて一箱買った。
結局6時間以上かかって小さな枝を取り終えて、半分はさっとゆでただけで冷凍し、半分は醤油煮のために
何度も水を変えてあく抜きの為一晩水につけた。
次の朝一番に醤油、酒でコトコト煮詰めた。枝を取るのも煮詰めるのも根気のみ。
香り、軟らかさも、辛さもちょうど良い私好みの山椒が出来上がった。
いつも同じ季節に同じことができる有、難いことありがたいこと。
お鍋に着いた香りや山椒にちりめんじゃこを入れてちりめん山椒を作った。
味見をしてにんまり自己満足。

みょうがの甘酢がきれいなピンクに染まり食べごろに。
究極の手抜き料理、一人前のお寿司ができた。  
たけのこご飯や豆ごはんを一人前分冷凍保存している。
電子レンジで温めた一膳のご飯にみょうがの甘酢漬け、シソの葉を刻み、鮭のほぐし身を入れて混ぜるだけ。
それに山椒の実や錦糸卵を入れたらもう一段ランクアップ。
作り置きのものでも塗りのお椀にでも入れたら立派なお寿司。
お汁は梅干しにとろろこぶで。
一度お試しあれ。

ショウガの一番簡単なのは薄く刻んで蜂蜜漬け、甘酢漬けに。
もうすぐ冷房の季節がやってくる。
冬よりも夏に甘酒が良いように、しょうがも活用したいもの。
冷蔵庫にたくさんの瓶詰が並んで何やらうれしい気分。

筋力アップのために体操に行き、マッサージに行きながら肩の凝ることをしていたら世話ないねえ。







おいしいものはおいしいのだ

2016-05-15 14:43:12 | Weblog
夜になってからまたまたタケノコを頂いた。
もう今年最後で、去年のことを思うと出来が悪くて・・・と言いながら。
取り立てのタケノコは何よりの御馳走とうれしくいただいた。
すぐに大きな寸胴で吹きこぼれないように気を付けながらついでにみょうがの甘酢漬けを作ったり、遅くまで一働き。

また友達からおいしいひじきをいただいて、筍とニンジン、こんにゃく、干しエビを入れてひじきの五目煮に。
生ひじきよりおいしいくらい味も香りもとびっきり良くておいしいものはおいしいとつくづく思った。

たけのこご飯とひじきと南京の炊いたんができたので取りに来るほどでもないけどと娘にライン。
夕方取りに来てお土産にコロッケを作って来てくれた。
新しい油で先にかきもちをゆっくり揚げてから、コロッケをあげた。
アツアツのコロッケのおいしいこと。またお餅をついて薄く切り、干したおかきは手間暇だけがごちそう。
お礼のラインで、東京の孫に食べさせたいねえと書くと、冷凍で送ってやるとのこと。
いいおかあさんしてるねえ。 おいしいものはおいしいのだ。
そして孫もきっと味を覚えて作るようになるだろう。

今日はほのぼの会で白玉粉と米粉のお団子を作った。
レシピもないので前の晩どれくらい米粉を入れたらどれくらいの固さになるか。また量はいくつ作れるか。
一度試しに作ってみた。
市販の白玉粉は一袋150gで300gの米粉を入れると、米粉が多すぎて硬くてゆでるともろもろになった。
お団子がいくつできるかも考えて150gの白玉粉に200gの米粉を入れるのが艶も良く腰もあってちょうど良かった。
(30個ぐらいのお団子ができた)
砂糖は30g、塩5g(甘さ控えめで上にあんこを載せるので)半量に抹茶を入れて2色の団子にした。

レシピ本もこうしていろいろ実験してつくられるのだろう。
パソコンで検索しても良かったのにとあとから気が付いた。
最近後から気の付くことばっかり。

あぁあため息が出る。


毎日が日曜日

2016-05-08 21:06:14 | Weblog
あっという間にゴールデンウイーク関係なしの日が過ぎて、ただ毎週のお稽古が皆お休みでその点では大いに関係があったのかも。
ちょっと欲張りすぎてお裁縫に料理に精出して、ガサガサの家に落ち込んで。
友人ががんで入院、またほかの友達も検査で医大へと何やらざわざわと心落ち着かないこのごろ。
忙しいことは良いことだとばかり、自分で忙しさを作りバタバタと日を過ごした。

昔から連休には人出が多いのであまり出かけない。ましてや毎日が日曜日の我が身、一杯時間があると思っていた。
でも一日は24時間。結局ゆっくり絵手紙を書く時間も勉強をする時間もなくて何かしら慌ただしく日が過ぎてゆく。

お墓参りに娘が付き合ってくれて、小さな草を玉砂利の間に見つけて草取りをしてたわしでお墓を洗い何やらすっとした。
以前ナンテンの実をまいて置いたら、3cm位何本か葉をつけて育っていた。
枯れないように育つよう水をあげに来ないと。

畑からもぎたてのエンドウ豆を頂いた。
やっぱり豆ごはんと思い、豆を茹でてからそのお汁でご飯を炊くほうがおいしいことを知り、もち米を混ぜて土鍋で炊いた。
豆の色がひときわ美しくエンドウ豆の甘みもあってやはり新鮮なものは違うとほっこりした。

夜なべに手縫いのまつりぐけで小さな鍋つかみのいろいろが出来上がった。
布地の色合わせをしたら半分は出来上がったようなものでまたその時間が楽しい時間。
鍋敷きはミシンで仕上げられるが縫うまでにきちんとしつけをしないと歪んでしまう。
布切れが一つの品物に仕上がってゆく楽しみはこの上ない。
もう少しもう少しとつい時間がすぎてしまう。
「好きやねえ、ちょっとゆっくりしたら?」という連れ合いの声が聞こえてきそうな。