Kind of Good

私の好きなもの

ゆかた・その2

2014-06-29 22:36:27 | Weblog
結婚するときに縫った連れ合いの浴衣。
数回袖を通したかどうか箪笥の底にあった。
何やら懐かしく処分するのももったいなくて、甚平さんだったら着てくれるかと解くことに。
丁寧に返し縫をしたものは解くのも時間がかかった。

先日孫が買った浴衣はなんとも雑な縫い方で、いくら外国で縫ったものとはいえ日本で呉服屋さんが売るのにせめて和裁の心得の基本を教えてもらいたい、チェックをしてから売ってほしいと思うのは無理なことかしら。
つい娘によく見て買うように注意すると、値段も結構高くて、柄が気に入ったので縫い目まで気が回らなかったそうな。
何か所も縫い直して、結局襟まで解いて縫い直した。

久しぶりに和裁の道具を出して、母の名前入りの象牙のへらや、銘の入った糸切ばさみも年月が過ぎたにもかかわらず十分使える。
洋裁の道具は裁ちばさみなどは切れ味が悪くなって新しくしたが、和裁用の針山やこて台などは昔の儘。
それだけ使ってないという証拠でもあるが。

明日洗濯をしてのりを付けてぴんとアイロンをかけて・・・。

小さい孫の甚平さんもおそろいで作れそう。

浴衣を着る

2014-06-26 22:07:30 | Weblog
大学生の孫娘がお琴のクラブに入った。
漢文や古典を難しいと言いながら勉強している。
和楽器の演奏が気に入ったのか、お琴がしたいという。
練習用にはもったいないくらいのお琴を友人がもう使わないからとゆずってくださって、大喜び。
演奏会も浴衣でと万事質素な大学でなにより。

浴衣と帯を持って教えてほしいと来てくれた。
私の浴衣もずいぶんむかしに縫ったものがあり、合わせてみると全く古さを感じない。
帯を赤いものにすると十分着られる。着物は背丈など融通が利くのでとても便利なのだ。
着物のたたみ方から一緒にやって、楽しい時間を過ごした。
私の結婚の時に母が準備してくれた絹の紐がサラのままあって、まだ使えるかしら。
もしかしたら縫い糸が切れてしまうかも。それだけ年月がすぎたのだ。
でも何やら懐かしくありがたかった。
孫もついこの間まで子供だとばかり思っていたのに、いい娘さんになって。
私も年を取るはずねえ。
それにしてもミシンで縫った浴衣はあらさがしをするようで申し訳ないけれど、縫い直さないと。
今度買う時は気に入った浴衣地の反物を買ってくるように。
又楽しみが増える。着物を縫うのはなんともうれしいものなのよ。


山田池の花

2014-06-22 22:10:05 | Weblog
山田池の花


雨のあと山田池に散歩に出かけた。

25日までの菖蒲園はもう花もお終いかと思っていたが手入れも行き届いて花や葉に露があり、曇り空の写真を撮るには絶好の日より。
と言っても望遠レンズも三脚も持たずにずぼらをしていつもながらのお粗末な写真。
ラベンダーの丘にはまだラベンダーは紫の花は付けていなかった。
今にも降りそうな空と競争して池の周りを1周。7000歩。
駐車場に戻り今日初めて使うカーナビをスタートさせた。
カーナビを買おうかどうしようかと思っていた。もっと早く買えば私の頼りないナビで道に迷うこともなかったかも。
帰り道を丁寧すぎる案内に「ちょっとうるさいね、わかっているよ」と器械に文句を言って大笑い。
ところがそれを止める方法がわからない。それでまた大笑い。
もっとゆっくり研究しないと・・・。


堺 大仙公園

2014-06-17 20:45:42 | Weblog
堺 大仙公園


またまた急に思い立って堺の大仙公園を訪ねた。
日本庭園では菖蒲がきれいに手入れされて咲いていて、アジサイも色とりどりに咲きかけていた。
せせらぎが快い音を立てて、鴨が気持ちよさそうにゆったりと泳いでいた。
2日ぐらい前に雛が5羽返ったと聞いて、お薄を頂きながら池を眺めた。
御干菓子とお抹茶はとても美味しくてさすが利休さんの街、堺。
かわいい雛はどこに行ったのか現れなかったけれど静かなひと時を楽しんだ。

博物館で古墳群の話を映画で見て、こんなにたくさん古墳があったことを知った。
埴輪や出土品なども以前に今城塚古墳を見たので余計興味深かった。
仁徳天皇陵は日本で一番大きな古墳だそうで、周辺は2850mもあるそうな。
大仙公園も広々として木々の緑が美しかった。

南宗寺、大安寺などたくさんのお寺の街を散策して、千利休の屋敷跡にも行きたかったけれど
1万歩ほど歩いて疲れて来たので又にすることに。
日本庭園も博物館も65歳以上は無料となり、ありがたいことであった。
堺の街は高速道路でいつも通りすぎてじっくり尋ねることが無かったので、
また歩きに来たいものだ。

アジサイのデザート

2014-06-15 21:58:31 | Weblog
日曜にほのぼの会があった。
土曜日から寒天のデザートを作った。
ペパーミントを入れるとそれはきれいな水色に出来上がった。
1cm角に切り、小さなガラスの器にいれた。
コミュニティーの庭からミントの葉を摘んできて飾りに添えた。
小豆餡を少し緩めにして上からかけると、みんなにお美味しそう!、アジサイの季節にピッタリ!とお褒めの言葉。

朝からちょうどサッカーの試合が放送されるのと、父の日でどれくらい出席者があるか予想がつかない。
やはりいつもより参加が少なくて・・・。
それでも70人足らずのお昼の用意をして喜んでもらえた。
跡片付けの洗い物をしていると日本が負けたというニュース。
ああ残念!!世界はやっぱり強いねえ。

テレビでペンギンの子育てやカエルやゴリラのお父さんの大変さを見て、それ以上に人間のお父さんも大変なのだ。
頑張っているお父さん。父の日だけでなくいつの日も大事に思ってもらってくださいね。

夏ミカンのマーマレイド

2014-06-12 15:40:15 | Weblog
もぎたての無農薬、ワックスなしの家庭菜園の夏ミカンを頂いて、皮を捨てるのはもったいなくてマーマレイドに。
皮やワタを何度も水であくを取り皮は米のとぎ汁で茹でこぼし、薄皮や種は茹でてペクチンを搾り取る。
皮は薄く切り、実とペクチンの汁を合わせて昨夜から一晩置く。
お砂糖を2,3回に分けて入れ、ゆっくり混ぜながら煮る。
しゃもじで鍋の底に道筋が出来るようになったらできあがり。
あまり甘くないあっさりとしたマーマレイドが出来上がった。
瓶を水から煮て煮沸消毒。火を止めるとさかさまの瓶にお湯が上まで上がる。
あゝ料理って科学だなと思う瞬間。

アツアツの瓶にジャムを詰め逆さまにおいて冷めたらOK。
こうしておくと常温でも長持ちする。蓋を開けた後は冷蔵庫で保存する。
保存料など何も入っていない、ミカンとお砂糖だけの手作りはなんといっても安心。

昨日、娘が焼いて持ってきてくれたクルミパンで鍋の底のジャムをきれいに掃除して食べた。
ああ作った者のしあわせな特権。(ひとりでにんまり)

連れ合いが昨夜テレビで見た「泡しょうゆ」を作ってみたら?と言うのでインターネットで確認してみた。
最近は寒天ばかり使っているのでゼラチンがあるか引き出しを探して見つけ出した。
賞味期限すれすれでまあいいか。「ためしてがってん」そのもの。
カツオのたたき、泡しょうゆでおいしく食べられるかな???

喜べば喜び事が喜んで

2014-06-09 19:21:47 | Weblog
喜び連れて喜びに来る。
いつの頃かこの言葉がいつも心の中にある。

先週からうれしいことがいっぱいで忙しく過ごした。
小学校時代の先生に数年ぶりにお目に掛かることが出来た。
もうすでに卒業してからうん十年。いつまでたってもお目に掛かると昔のままの自分に戻る。
おみ足が悪くなられて出かけるのが大変な様子でも昔の儘の先生でお元気そうでなによりだった。
さすが先生の育てられた娘さん。心づくしのおもてなしについ長居をしてしまった。
いつまでもお元気で居てくださいね。

ノルディックウオーキングの定例会。
お天気予報がぴったり当たり、出発点に戻った丁度そのとき雨が降り出した。
雨宿りに見知らぬ人とも同じ屋根の下で、愉快な話を聞かせてもらったり、同じように歩いていた方がもう83歳だと聞いてびっくりしたり。
歳を感じるこの頃と弱気になってはいられないなあ。
15000歩ほど歩いて帰りには雨も小やみになって、おかげで歩きとおせた。
ハニタンの遊具で子供たちも楽しんだかしら。ずぶぬれにならなかったかしら。



近所の方から枇杷の実をいっぱい頂いた。
大きな木にたわわに枇杷の実が素晴らしいので、回覧板を持って行った時に、ちょっと待ってと引き止められてたくさんの枇杷の実を頂いた。
枇杷酒にすると言ったら小さい実もまた袋に入れてくださって、厚かましくありがたく頂いた。
夜中までかかって一粒づつ実をきれいに拭いて、砂糖とホワイトリカーを入れて押し入れに保存。
3か月後には美味しい枇杷酒が出来ることだろう。



畑で取り立てのきゅうりやニンジンを頂いた。
サラダにしてとても美味しく食べさせていただきました。

庭に出来たハーブを花束にして頂いた。とても良い香りがして幸せな気分。

喜べば喜び事が喜んで喜び連れて喜びに来る。ああ嬉しいことがいっぱい。

久しぶりのパウンドケーキ

2014-06-02 22:03:25 | Weblog
材料を計り、焼き型に合わせてクッキングペーパーでケースを作るとほぼ半分以上は出来上がったようなもの。
バターと砂糖を計る段階でその量にこれは作らないほうが体の為かと、焼き菓子は極力セーブしてきた。

孫が急に東京から帰ってくると知って、朝から準備を始めた。
あら!卵が少ししかない! 最近卵もあまり食べないようにしているのでうっかりしていた。
急遽自転車でスーパーに。ところがちょうど大売出しでレジも長蛇の列。
最近近所のスーパーが2つも無くなったのでレジがずいぶん混むようになっていたけれど、この混みようにはびっくり。

何とか卵を買い、白身と黄身を分けて泡立てて、4ケース分のパウンドケーキを焼きあげた。
我が家のパウンドケーキは、くるみやアーモンド、カボチャの種、干しブドウやマンゴーなどをラム酒に漬けたものなどをたっぷり入れるので焼きあがるとその上にラムシロップをかけてどっしりと重みがある。
本当は4本も一度に焼くと途中で何回も位置を替えたり時間もかかるが、つい同じ焼くならと欲張ってしまう。

サランラップできっちり包んで冷蔵庫で寝かす。数日後の方がしっとりと美味しいケーキになる。
連れ合いとコーヒーを飲みながら一切れ食べるその一口目がなんとも幸せなひと時。

初めての東京での自炊生活で、いろいろ辛いこともあるのだろうがけなげに頑張っている孫に心からエールを送る。
買ったものよりもきっと手作りのものを喜んでくれる娘、その娘。
3代続く泣き虫のDNAはDNAたる所以。
泣きなさい~♪笑いなさーい~♪っていう歌があったねー。