Kind of Good

私の好きなもの

孫の誕生日

2016-03-30 21:20:35 | Weblog
満4歳になったちょうど日曜日、ご飯を食べに来ないかと誘われてありがたくご招待に預かった。
朝からお赤飯の用意をして彼の好物を机一杯にして、なんとも恥ずかし気なうれしそうな顔。
お母さん大変だったのよ。覚えておいてね。
ばあちゃんもそれ以上にうれしかったよ。
おじいちゃんを一昨年、去年と両家とも亡くなりそれでも二人のおばあちゃんとおばさんに囲まれ、なんとも至福のひと時を。
東京の孫からのお祝いの電話に電話では見えないうれしそうな顔でうなずいてにこにこ。
大好きなお姉ちゃんには聞こえないねえ。
みんなにお祝いをしてもらって幸せいっぱい。
ちょっとサイズの大きい靴もうれしくて抱え込んでお礼の言葉を動画にして息子が送っていた。
便利なスマホの時代、お互いに喜び合ってうれしいこと。

次の日私のプレゼントで好きなものを買ってもらって喜び一杯の写真をお母さんが私のスマホに。
うれしい心遣いに感謝、感謝。

今日はお稽古の友達が集まってささやかなランチを皆で楽しんだ。
私を含め9人のうち5人が近年に寡婦となった。
みんなで元気でさえあれば何とかなるさ、健康第一に頑張ろうと再会を約してお別れ。
お土産に持ってきてくださったハーブの花束がなんとも良い香りで、
植木鉢にさして置いたら根が生えてくると教えてもらったのでやってみよう。

我が家の桜

2016-03-26 13:29:16 | Weblog
我が家の桜


2,3日前から咲き始めたさくらです。
去年はいつ咲いたか散ったか知らぬ間に日が過ぎました。
ようやく少しは日にち薬が効いたのか、花を見ることができました。
前の公園の桜はまだ「つぼみ固し」。

友達が逢おうと、誘ってくださる。
用事が決まっていない限り断らないで行こう。
桜の季節今までは4,5回遠出したり、いつも行くところに出かけたり花を追いかけていた。
さあ今年はどれくらい花を追いかけられるだろうか。
あまり欲張って疲れないようにしないと・・・・。
お向さんにはサクラソウの鉢植えが花盛り。
春ですねえ。

明日は孫の4歳の誕生日。
早いもので元気いっぱいのやんちゃ盛り。
病院へ行く道のさくらのトンネルがセピア色にしか見えなかった4年前。
今、孫がすくすくと大きくなって大人びた口を聞いたりかわいいことを言ってくれると、なんともうれしくてありがたくて
あの当時の必死だったことを思い出す。ただ祈ることしかできなかったけれど。

桜はうれしいにつけ悲しいにつけ私にとって特別の花なのだ。

ようやくお味噌を作りました

2016-03-16 20:11:46 | Weblog
お願いしていた大豆や米麹が届いて娘が来てくれる日を決めてからその前々日に豆を水に浸し、
次の日圧力なべで煮ては1時間置き、何回にも分けて炊き上げた。
娘と孫(20歳)(が来てくれて、(大きなフードプロセッサー持参で)。
朝から塩と麹を寿司桶(最近は味噌づくりにしか使わない大きな)でていねいにまぜ、
滑らかにつぶした大豆を人肌に覚まして混ぜ込む。
2kgの大豆は煮て4kg以上になり、3kgの米麹と塩で約8kgの味噌ができる。
使っていた味噌甕は上の部分だけホワイトリカーで拭き消毒して、
ボール状に固めた味噌を思い切りえいやあ!とばかりに甕に叩き込む。
空気を入れないように平らに固め中蓋を敷きその上に塩をしっかり包んだものを重石にする。
蓋に新聞紙をかけてひもできっちりくくり、日付と材料を書き付ける。
4月と7月末くらいに天地返し(味噌を混ぜて麹がよく混ざるように、又カビなどが生えていないか点検する。)
をしてお味噌のご機嫌をうかがう。
おいしくなれおいしくなれと声をかけるとなぜかしらおいしくなるような気がして…。
こうしてだんだん助けてもらわないと作れない味噌づくりが終わった。
12月くらいまでどんな味のお味噌に仕上がるか楽しみなこと。
作りましたとは言えないくらい手伝ってもらって。

孫が来て少し手伝いながら一部始終を見て、彼女がいつかお味噌を作ったなあと思い出して、自分もやろうと思ってくれるかどうか。
おいしいものがよくわかる、お味噌汁を毎朝飲んでいる彼女が私の居なくなった後、母(娘)と作ってくれるだろうか。
手作りを何より大事なものと考えている私にとって、毎年することが例年のようにできるのは私が健康な証拠。
ありがたいことこの上ない。

先日私の実家の墓所である京都の東山まで息子と小さな孫(もうすぐ4歳)と車で連れて行ってもらった。
いつも連れ合いが京都に行くとお墓に立ち寄ってくれたが、お墓の引き出しの中のノートを見るともう1年半以上ご無沙汰していた。
ああ来られてよかった。何やらすっとして両親にいろいろ報告ができてよかった。
車でないと姉たちも高齢となりゆきにくくなってきた。
故郷のお墓も何年も先には無縁仏になるのだろうか。
小さい時から「来て来てと言う所には少々ご無沙汰しても何も言わないお墓には心して行かねば」と言って聞かされた。
18日は彼岸の入り、良いことが報告できるようにお墓参りに行こう。

一周忌が過ぎて

2016-03-10 21:31:14 | Weblog
たくさんの参加でにぎやかに一周忌が過ぎた。
ちょうど連れ合いの亡くなる前日に生まれた甥っ子の赤ちゃんが大きくなってかわいい顔を見せてくれた。
一年はとても長い日々でもあり、あっという間の一年でもあった。
独り身の気楽さを感じるより悲哀を感じることのほうが多かった。
それでも元気に迎えられたことは何よりのことであった。

仏前に花をいっぱい、お供えをいっぱい。
皆さんからもたくさん好物を供えていただいて、30人近い人で狭い我が家もいっぱいに。
初誕生を迎えた赤ちゃんに、一升半のお鏡餅を前日に搗いて用意した。
我が家の孫たちにも初誕生の時はお餅を用意したので皆承知の風習だと思っていたが、
知らない人も多くてたくさんの人の中で重たいお餅を担がされ大泣きでしりもちをついて一件落着。
この子の行く末に幸多からんことを祈った。

さすがにこの人数では家で料理するのはあきらめてそれぞれの車で食事の会場に出かけた。
粗供養も何にしようかとずいぶん迷ったけれど、以前に頂いた蜂蜜がとてもおいしかったので養蜂所から取り寄せお世話になって蜂蜜にした。
健康食品で皆が健康に過ごしてもらえたら何よりかと。
お寺の住職さんにもたくさん来てもらえて、良い法要ができてよかったですねと言ってもらえた。

次の日はさすがにめまいがするほど疲れてしまってお稽古も休み、何もしないでゆっくりした。
夕方ようやくマッサージに出かけずいぶん体が軽くなってほっとした。
ほっとしたとたん花粉症のくしゃみが止まらなくなって、次の日にまた内科に出かけた。
去年は花粉症どころではなかったのか薬も処方してもらわなかったのに。

今日1年3か月ぶりにいつも散歩していた遊歩道にマスクと帽子で思い切って一人で出かけた。
梅はもう散り初めで、白木蓮が清楚な花をつけていた。
鯉がパシャパシャと音を立て泳ぎ、ハトがいつものベンチに座るとたくさん寄ってきた。
ノルディックのスティックを使い、一生懸命歩いて1時間。
いつも休憩する大きな石やベンチも長いことご無沙汰していたけれど変わらずあった。
当たり前のことだけど思い切って歩きに来てよかった。
桜もつぼみが膨らみ春がそこまで。

さあ、ゆっくりゆっくり前を向いて、上を向いて歩こう。