Kind of Good

私の好きなもの

浴衣を着る

2014-06-26 22:07:30 | Weblog
大学生の孫娘がお琴のクラブに入った。
漢文や古典を難しいと言いながら勉強している。
和楽器の演奏が気に入ったのか、お琴がしたいという。
練習用にはもったいないくらいのお琴を友人がもう使わないからとゆずってくださって、大喜び。
演奏会も浴衣でと万事質素な大学でなにより。

浴衣と帯を持って教えてほしいと来てくれた。
私の浴衣もずいぶんむかしに縫ったものがあり、合わせてみると全く古さを感じない。
帯を赤いものにすると十分着られる。着物は背丈など融通が利くのでとても便利なのだ。
着物のたたみ方から一緒にやって、楽しい時間を過ごした。
私の結婚の時に母が準備してくれた絹の紐がサラのままあって、まだ使えるかしら。
もしかしたら縫い糸が切れてしまうかも。それだけ年月がすぎたのだ。
でも何やら懐かしくありがたかった。
孫もついこの間まで子供だとばかり思っていたのに、いい娘さんになって。
私も年を取るはずねえ。
それにしてもミシンで縫った浴衣はあらさがしをするようで申し訳ないけれど、縫い直さないと。
今度買う時は気に入った浴衣地の反物を買ってくるように。
又楽しみが増える。着物を縫うのはなんともうれしいものなのよ。