北海道は「空が広い」(美瑛付近:6月中頃)
「空が広い」という表現がある。これは空が広いのではなく、空を見渡せる広さの感覚だ。
「空が狭い」という表現もある。周囲を山に囲われた集落などは、狭い範囲にしか空が望めない。
「空がない」という表現もある(智恵子抄ではない)。現代の都市空間はビルの谷間での生活だ、物理的に空が無い。仮にこんな建込んだビルの屋上にやっと上って空が見渡せたとしても、このビルの屋上から「空が広い」とはたぶんだれも表現しない。
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「空が広い!」と言う表現は、それにふさわしい「雄大に広がる豊かな自然環境!」の上にこそ似合う言葉だと思った。
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今回、ほんの少しだけど北海道を旅して「空が広い!」と思った。どこまでもどこまでも雄大に広がる大地。北海道はとても素敵な眺めの連続だった。北海道が大好きになった。食べ物は抜群に美味しかったし、人はみなさん大らかだし、動物さん達も可愛いし、とても楽しかった。・・です。
「ぼくたちはまた北海道にきたいとおもいました・・おしまい」(か)
(富良野付近のお花畑にて:6月中頃)